2 ページ25
元いた場所に戻ってくるとボールから私の大事な二番目のパートナーを出した。
ク「ゴルーグ、お願いできるかしら。」
ズズーン!メリメリ……
随分と上に投げてしまったらしく、
地上に付いた瞬間、ゴルーグの足が
地面にめり込んでしまう。
うん、これは完全に私のミスね。
何で2m以上もあるポケモンのボールをあんな上に投げてしまったのかしら。
めり込むに決まってるじゃない。
重いんだから。
ク「ごめんなさいね、ゴルーグ。」
謝っているとゴルーグが巨大な手を伸ばして来た。
ク「今乗るから待っててね。」
手を伝って器用に背中に乗ると、
ゴルーグの体が空中に浮き始めた。
流石古代人によって作られた
ゴーレムポケモンね。
もうあっという間に森の上だわ。
ク「ゴルーグ、なるべくゆっくりでいいから少し飛んでもらうわね。」
頼むとすぐにゆっくりと前進を始めた。
この子無口だからちょっと感情とか分かりにくいんだけど、私には分かるのよね。
ただ感情を表に出せないだけで
本当は優しいのよね。
本当の話よ?
トレーナーの間では
『守護神』とか『破壊神』とか
言われてるけど
意外に花とか植物が好きなの、
この子。
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:千葉ちゃん(元杏) | 作成日時:2014年5月17日 23時