恋色たくあん【名前変換オリジナル】

幸せな日々 ページ4

半額になることを回避した俺はアンコウの家の冷蔵庫にいた。
アンコウの家に来てからいろんなことを知った。どれもアンコウのことだ。

アンコウの姓は「沢山」だということ、
アンコウの仲のいい友人の名前が「ラモン」だということ、
アンコウの部活動は「魚類研究会」で部活のアイドルのような存在であること。

夕食の時に自ら話していたのだ。

アンコウの話を聞くのは実に楽しかった。

ありがとうアンコウ。
この世に生まれた当初は、
なぜ俺をたくあんにしたものかと、
神を憎んでいた

だけどきっと俺が人間に生まれたところで
ただのしがないモブ男だった

たくあんに生まれてよかったと、
思わせてくれたのはアンコウだった、ありがとう。

アンコウ……なめらかな肌、くりくりの大きな目をした美少女。

ああ愛しのアンコウよ
貴女に食べられる日を待っています。

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たくあん（黄）

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