血は繋がってないけど…家族だろ ”黒子のバスケ” 【花宮真】 (ページ5)

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家族ページ5

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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

先・「日直挨拶」

「起立」

ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

「礼…着席」

ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

貴・「やっと授業終わった」
ｶﾞﾀｯ
私は帰る準備をする
帰るっつっても部活あるけどね

「Aばいばい！」

貴・「ばいばーい」
ｺﾂｺﾂｺﾂ

貴・「そういえば…もうすぐ合宿じゃん」

貴・「今回はどこの高校と合同なんだろ」

まぁ、一人で喋ってる内に体育館についた

ｶﾞﾗﾗﾗｯ
体育館のドアを開ける

貴・「失礼しまーす」

花・「おぉ、A遅かったな」

貴・「HR長引いた」

山・「てか、花宮重大発表って結局なんなの？」

花・「……はぁ」

重大発表という言葉を聞くと兄さんは真っ白に燃え尽きた←

原・「なになにどうしちゃったの？wwwww」

花・「今年の…夏の合同合宿…一緒にやる相手高校…“誠凛、海常、秀徳、桐皇、陽泉、洛山”」←

貴・「はぁ！？多すぎ！？つーか何キセキ大集合じゃん！！」

花・「キセキなんてどうだっていいんだよ！！俺はサトリが居る事が何よりも嫌なんだよ！！」←

山・「そこまで！そこまで拒絶しちゃう！？」←

花・「俺もう嫌…(ｼｸｼｸ」←

貴・「悪童が泣いてどうすんだよ！！悪童なら悪童らしくどこまでも悪童貫けよ！！」←

山・「もーやめて！？」←

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放課後

貴・「今日の部活滅茶苦茶だったね」←

花・「お前が滅茶苦茶にしたんだろ」

貴・「はははー」

「お兄ちゃーん」

「あんまり走ってたらコケるぞ！」

「大丈夫だよー」

「そう言っていつもコケてるだろ(汗」

貴・「あの、兄妹可愛いね」

花・「Aもあんなんだったぜ」

貴・「そーだっけ？」

何か…懐かしいな
そーいえば中学生かそれ位に
母さん達が私達は本当の兄妹じゃないって言ってきたな

まぁ、気付いてたけど
でも、あの時兄さん…

“俺達本当の兄妹じゃないんだよな…良かった(ﾎﾞｿｯ”

あの言葉が未だに引っ掛かる
ねぇ…兄さん…良かったってどういう意味なの？

花・「A？どうした？」

貴・「！…いや、何でもない」

花・「そーか」
ｷﾞｭｯ
ｽﾀｽﾀ
兄さんは私の手を握り歩き出した

貴・「兄…さん？」

花・「…///」
兄さんに引っ張られてる状態だから兄さんの後ろ姿しか見えなかったけど
＿＿兄さんの顔が赤かったような

花・「バァカ(ﾎﾞｿｯ」

貴・「？」

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