家族 ページ24
______________
_______
ザパァァ
桃井・「やっぱり露天風呂は気持ちいいですね」
リコ・「ねぇ、Aどう?」
貴・「うん、いいですね…疲れがとれます」
さつきとリコ先輩と湯に浸かっていた
桃井・「Aちゃんて、好きな人とかいないの?」
恋バナが始まる
貴・「好きな人かぁ…いないなぁ」
リコ・「こんな事聞くのもアレだけど、Aは、花宮くんとは義兄妹なんでしょ?」
貴・「はい」
リコ・「いつ、それを知ったの?」
貴・「親から聞いたのは中学生の頃だったんですけど、私と真にぃは早々と気付いていましたよ」
リコ・「そっか」
貴・「よく、ドラマとかアニメとかそんなんでアナタ達は本当の兄妹じゃないって言われてから、ショックを受けるとかあるじゃないですか」
リコ・「えぇ」
貴・「でも、私は別に何とも思わなかったんです、むしろ何か嬉しかった…親と兄と血の繋がりはなくとも、あんなに愛されていたから私は嬉しかった…でも」
桃井・「え?」
貴・「真にぃが小声でこんなこと言ったんだ、"俺達本当に血の繋がった兄妹じゃなかったのか…良かった"って」
二人・「「!!」」
貴・「私は未だに兄のあの言葉の意味が分からない…私と兄妹だったのが嫌だからあんな事言ったのかなって、たまに思うの」
貴・「成長してくにつれよく考えるようになった、それに、最近真にぃといると胸が痛くなったりするんだ」
リコ・「私達が言っても何の説得力にもならないかもしれないけど、花宮くんはそんな意味で言ったんじゃないと思うわ」
貴・「え、」
桃井・「私もそう思うよ、本当に嫌なら花宮
先輩みたいな人は接してもくれないと思うよ。花宮先輩は本当にAちゃんのこと愛してるよ(ニコッ」
リコ・「一度、花宮くんにその言葉の意味を聞いてみたらいいわ、きっとスゴイ答えが返ってくるかもしれないしね」
桃井・「Aちゃん好きな人いるじゃない(ニコッ」
貴・「え!?」
2人の言ってる意味がよくわからなかった…
93人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エコロ - テツヤwww螺旋玉ってwww征十郎もキャラがぁwww (2016年12月31日 0時) (レス) id: 02a216e2f9 (このIDを非表示/違反報告)
百合 - とっても、面白いです!更新頑張って下さい! (2016年9月18日 20時) (レス) id: db98e1d1f9 (このIDを非表示/違反報告)
美国ナリ(プロフ) - やっほー!追加よろしく (2016年4月27日 17時) (レス) id: 6bd9dd5d59 (このIDを非表示/違反報告)
きょんきょん - 面白かったです!更新頑張ってください! (2016年4月9日 18時) (レス) id: 19164ad773 (このIDを非表示/違反報告)
えいれい - すごい面白い!続き早く読みたいです! (2015年10月18日 20時) (レス) id: 3fa1586b2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彩華 | 作成日時:2015年3月26日 0時