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123話 【2点目は】 ページ43

貴「竜持君こっち!!」

虎太君が一点入れてから、虎太君のマークに二人ついて、あっという間にあたしはフリー!

竜持君からのパスを受け取って、とにかく前に進んだ。

一人

二人

三人

四人・・・。

キーパーがまた、反射神経が鋭くてなかなか抜けない。

でも

今なら、言えるんだ。

コントロールは、あたしの、

『ストロングポイント』!!

少しキーパーとの距離を開けてから、

貴「ウラァッ」



ピッピィィィィ______

無回転シュートを決めた。



2対2の同点に追い込んでから、虎太君が青砥と一騎打ちになった。

青砥が抜いた!




悔しさ悲しさと


ちょっと嬉しかった。

貴「あぁッ!!」

青「!!」

虎太君が、手を出した。

服を掴んだところを、審判に見られて


ペナルティキックまで追い込まれた。




そこから、ペナルティキックになって

青砥のとった一点で



2対3・・・。

また、先手を取られてしまった。


そんなことの繰り返し。

途中からは、虎太君が青砥のマークについて対抗していた。

凰壮君のフェイントで3対3、

青砥の一点で3対4・・・。

でも、そんな時。


今まで青砥はパスをせずに独断行動だから、責めやすかった。

貴「青砥が、パス!?」

あたし以外のメンバーも、皆驚いていた。

判断が難しくなって、翔君も困ってる。




そんな時に、今日一番の追い討ちをかけられた。

虎太君のヘディングの際、相手の選手とぶつかって

あたしはそこまでしか分からなかった。

入り損ねたこぼれだまを、翔君にパスして・・・シュートを外した。

貴「そこは決めなさいよキャプテン!!」

翔「ご、ごめーん・・・」

翔君に説教中、胸騒ぎで落ち着かなかった。







ピッ________

そこは、やっぱりキャプテンということだろうか。

虎太君が足を抑えて倒れてるのを、一番最初に見つけて駆け寄った。







____本当に痛いのは足だった____

理沙さんの言葉を思い出してしまって

膝が震えて

座り込んでしまった。


翔「虎太君!!」

また

試合で怪我した人を見るなんて・・・。

124話 【震え】→←122話 【一点】



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絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» また続編で! (2013年9月20日 22時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» もうすぐ続編でさ、先が見えない・・・。 (2013年9月20日 16時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» 青砥君がうらやましいw (2013年9月20日 16時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» いいなぁ…僕めっちゃ黒いんだよねwwテニスで外部活だったし。昔から外で遊ぶのが好きで小学校の頃野生児とかおサルって言われてたよwwww (2013年9月19日 22時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
青砥☆なつ - いえいえおもしろいし頑張ってください! (2013年9月19日 18時) (レス) id: 8b2d2fe859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲栞 | 作成日時:2013年9月3日 17時

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