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120話 【青砥と降矢君】 ページ40

青砥、やっぱすごい・・・!

試合が始まって、5分とたたないうちに

浮島君

内村君

凰壮君

エリカちゃん

翔君

玲華

そして、キーパーの五年生を破って

いっきに一点を取った。

本当に、マラドーナだ。

5人抜きを決めた、マラドーナにそっくりだった。

凰壮君まで、抜いたんだ。

青砥に勝ってほしい。

そんなこと、思っちゃいけないんだろうけど・・・。

行動には、出てるんだよ。

青砥の、欠点と弱点。それに、癖まで。翔君の家で見たDVDで、少し見つけることができた。

見つけたけど・・・、言えなかった。

それは、あたしが言わなくても勝てると思ってるから?

青砥に、勝ってほしいから?

どっちか、分からない。

ただ、コーチは気付いていたみたい。欠点だけだけど・・・。

だからこそ出された指示が

『ノーガードの打ち合い』

とられた分だけ取り返せ。

でも、凰壮君もさっきのでスイッチが入ったみたい。

凰「高遠、次ははさむな。」

次は、凰壮君がマッチアップにまわる。

あたしも、やるべきことをやらなきゃ・・・!






ピッ__



小さく笛が鳴り、もう一度試合が始まる。

でも

浮島君のパスしたボールをカットしたヘブンリーの選手。

そのままボールは宙を飛んでいく。

もちろん、あたしもボールを追いかけた。

バカ蹴りされたボールが、五年生のちかくでバウンドする。

このまま行けば、ボールが入るはず、だった。

竜「来てる!ボールケア!」

「え!?」

あわてた五年生がボールから体を離したその瞬間。

その一瞬で、ボールは青砥に支配される。

一瞬見とれてしまったあたしに、虎太君から怒声がとんだ。

虎「おい!ボール取れ!!」

ハッとして青砥の足とボールの間に足を入れ、ボールを取ろうとした瞬間

少し後ろに下がりスペースを空けた青砥は、凰壮君を抜いたときにも見せたチェンジオブペースを

凰壮君を抜いたときよりもはるかにはやい速度で、あたしを抜いた。




コントロールに長けている青砥は、キーパーをかわして、そのまま








ピッピィィィィ_______




二点目の、ゴールを決めた。

121話 【惚れた】→←119話 【ヘブンリーとプレデター】



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絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» また続編で! (2013年9月20日 22時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» もうすぐ続編でさ、先が見えない・・・。 (2013年9月20日 16時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» 青砥君がうらやましいw (2013年9月20日 16時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» いいなぁ…僕めっちゃ黒いんだよねwwテニスで外部活だったし。昔から外で遊ぶのが好きで小学校の頃野生児とかおサルって言われてたよwwww (2013年9月19日 22時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
青砥☆なつ - いえいえおもしろいし頑張ってください! (2013年9月19日 18時) (レス) id: 8b2d2fe859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲栞 | 作成日時:2013年9月3日 17時

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