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117話 【DVD】 ページ37

貴「もうすぐだよね!ヘブンリーとの試合!!」

藪沢イレブンとの試合の後日。

下校中に、翔君達と明後日の試合に向けて話している。

翔「ヘブンリーは青砥君でできているようなチームだからね!

 青砥君を抑えれば何とかなったんだよ!」

去年は、青砥対三つ子の、3対1。

今年は?こ、今年は・・・3対1でありませんように!!

エ「今年は、なんか違うん?」

翔「今年も、変わらないと思うよ」

か、かわらないんですか!

エ「でも、虎太君達もプライド高いからなー・・・」

貴「え、なんで?去年、確かプレデターが勝ったんだよね」

昨年の試合は、3対1。

気に入らなかったわぁ・・・。

翔「まぁ、3対1だったからね・・・。

 特に虎太君は・・・、青砥君のことライバル視してるからね・・・。」

じゃあ、つまり

去年のようにはならないってこと?

あたしもヘブンリーとの試合で、青砥に教えてもらったことはプレイスタイルからはずすつもり。

青砥に教えてもらったことじゃ、青砥にボールを取られやすくなっちゃうし。

喫茶店を通りかかったとき。

珍しい二人組を、ガラス越しに見つけた。

貴「あれ。燐さんと・・・杏子さん?」

エ「なっ!ちょっと見に行ってみよ!」



ガラスにべたっと張り付く翔君達。

もちろんあたしはそこまでしない。




あ、杏子さん気付いた・・・。

びっくりしてるよ、あれは・・・。



引きつった顔をして、杏子さん燐さんを連れてはお会計を済ませてあわてて出てきた。

これは、もしかして、もしかするかも・・・?

玲「杏子さんこんな所でなにやってたんですか?」

いたいけな鋭い質問に、ためらいなく答えた杏子さん。

杏「一昨日のヘブンリーの試合のDVD、勝ちゃんに持ってくるように頼まれちゃったのよ!

 せっかく練習のない日なのに、家でゴロゴロゴロゴロ・・・。

 一枚あまってるのよ。あなた達も見る?」

翔「えぇ!いいんですか!?」

燐「いいんじゃないですか?

 今度の試合で、役に立つかもしれませんし・・・」

燐さんはDVDを翔君に手渡した。

燐「それじゃあ、私はこれで。

 杏子さん、たまには手料理もいいかもしれませんよ」


少し考え込む杏子さんを気にしながら、翔君の家でDVDを見ることになった。

118話 【天才】→←116話 【キャプテン】



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絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» また続編で! (2013年9月20日 22時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» もうすぐ続編でさ、先が見えない・・・。 (2013年9月20日 16時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» 青砥君がうらやましいw (2013年9月20日 16時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» いいなぁ…僕めっちゃ黒いんだよねwwテニスで外部活だったし。昔から外で遊ぶのが好きで小学校の頃野生児とかおサルって言われてたよwwww (2013年9月19日 22時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
青砥☆なつ - いえいえおもしろいし頑張ってください! (2013年9月19日 18時) (レス) id: 8b2d2fe859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲栞 | 作成日時:2013年9月3日 17時

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