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112話 【表情】 ページ32

貴「負け、ちゃったねー・・・」

途中までは、こっちのペースだったのに・・・、やっぱり逆転されてしまった。

まぁ、そんなに簡単に勝てるとも思ってなかったしね・・・。

その上、新しいネーミングが『ショウサン』・・・。

小三角形って意味だろうけどさ、大三角形があるのに小三角形って・・・。

どう考えても上下関係に置かれてるよね!?

・・・そうは言っても、この戦術はダイサンが上手く機能するための戦術。

わざわざ三つ子にパスしやすいポジショニングにしたら、

たまたま!

三角形になっただけだし。

コ「これからはギャクサンも大胆に使っていく!

 というかお前ら!身体やすませたんだろうな?」

貴「・・・」

「・・・・」

竜「凰壮君は丸三日休んでました。」

自分のことを棚に上げてるってことは、竜持君は休んでない。

虎太君は・・・、普通に練習してんだろうな。

そして、あたし。

堂々と言います。心の中で。

休んでおりません!

てか、いつもより運動した。

朝から、

サッカーサッカーサッカーサッカー剣道サッカー・・・の繰り返し。

河浦さんのいない日々って、意外と楽でいいのよ?

ご飯食べなくても怒られないし

寝不足で心配かけなくていいし。

でも

一日一食は食べてるよ

さすがに。

三時間は寝てるよ

さすがに←

エ「あれ、Aちゃんちょっとやつれた?」

貴「え、そうかな?」

 自分では、対して気にしてなかったのだけれど・・・。

内「Aさん、昨日より目の下のクマ、濃くなってるよ」

貴「え!うそ・・・」

浮「少し休んだほうがいいんじゃない?Aさん、ずっと壁役になってくれてたから」


「「!!」」





なんでだろう

降矢君達の表情が曇った気がした。

竜「・・・浮島君たちも、Aさんを下の名前で呼ぶんですね」

貴「あぁ、それ?あたしが頼んだの」

凰「ハァ!?」
 
他人ぶられるのがやだったから・・・てきなことを説明してるうちに、

虎太君は微妙な表情だったのが嘘のように練習を始め、

竜持君と凰壮君はそんなことかぐらいの興味無さげな表情で虎太君についていった。



いつもどおりに練習は始まる。

都大会が始まれば、もっと練習は厳しくなるんだろうな。









あっという間に三日は過ぎる。


______________________________

次から都大会始まりまーす!

113話 【藪沢イレブン】→←111話 【強い】 練習再開



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絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» また続編で! (2013年9月20日 22時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» もうすぐ続編でさ、先が見えない・・・。 (2013年9月20日 16時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» 青砥君がうらやましいw (2013年9月20日 16時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» いいなぁ…僕めっちゃ黒いんだよねwwテニスで外部活だったし。昔から外で遊ぶのが好きで小学校の頃野生児とかおサルって言われてたよwwww (2013年9月19日 22時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
青砥☆なつ - いえいえおもしろいし頑張ってください! (2013年9月19日 18時) (レス) id: 8b2d2fe859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲栞 | 作成日時:2013年9月3日 17時

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