103話 【空港で】 ページ23
貴「スペインに行ったら、連絡ください」
河「あ、はい!
無茶はしないでくださいね?
絶対ですよ?怪我も・・・」
貴「大丈夫ですから!」
久しぶりに私服を着て、空港へと出掛けた。
貴「あと・・・」
言葉にすると、泣きたくなる。
12年間、あたしが生まれたときから、ずっとそばにいてくれた。
最初は、年の離れたお姉様だった。
でも、正式に響頼寺家に仕えることになったときから、立場は逆転した。
今まで、ずっとそばにいてくれて有難う。
その思いをこめて、メダルを取り出した。
貴「このメダル、河浦さんに、・・・いえ、桃ちゃんに預けるね?」
河浦さんは驚きを隠せない。
桃ちゃん、昔に戻ったみたいで少し嬉しくなった。
桃「絶対、取りに来てね?
Aちゃんのお母様に、見せようね?」
貴「うん!」
メダルを持ちながら、桃ちゃんは手を振った。
少しずつ小さくなっていく姿も、視界が歪んで見えなくなった。
「・・・ありがとう____。」
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絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» また続編で! (2013年9月20日 22時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» もうすぐ続編でさ、先が見えない・・・。 (2013年9月20日 16時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
ミーハ - 絢斗飛さん» 青砥君がうらやましいw (2013年9月20日 16時) (レス) id: 0c2244de6d (このIDを非表示/違反報告)
絢斗飛(プロフ) - ミーハさん» いいなぁ…僕めっちゃ黒いんだよねwwテニスで外部活だったし。昔から外で遊ぶのが好きで小学校の頃野生児とかおサルって言われてたよwwww (2013年9月19日 22時) (レス) id: 97bcfafb7b (このIDを非表示/違反報告)
青砥☆なつ - いえいえおもしろいし頑張ってください! (2013年9月19日 18時) (レス) id: 8b2d2fe859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲栞 | 作成日時:2013年9月3日 17時