始まり ページ14
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｢おい、A｣
近いようで、遠いようなあなたは私の名前を呼んでいる。
返事をしたいができない。
｢いつになったら会えるんだよ。｣
会える？
さぁね。
｢約束しただろ。そばにいてくれるって。｣
したね。私は約束を破った。
君は泣いている。
あぁ、きっとこれは私が現世に飛ばされた後のことだろう。
夢にまで出てきて思い知らせたいのかな。
｢なぁ、俺たちもう会えないのか？｣
もう、昔のようには会えないかな。
｢伝えたかったことが沢山あるんだ。｣
私もあるよ。
｢おれ、お前のこと･･･｣
それから先の言葉を聞きたくなかった
だから私はニッコリと微笑んだ。
ごめんね。
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ピピピピと呑気に鳥が鳴いている。
今日は、書類はない。
なぜかって？
席官さんに全部取られたからだ。
休憩してこいと。
出勤してすぐ休憩ってのもおかしいけど。
ということで、
『一番隊舎ねぇ。』
｢我ながら、よく自分から来たよ。｣
私は自分から出発点を切ろうと思う。
もうじっとしていられない。
やれることから始めていこうと思う。
３席さんがいたので、総隊長のことを聞くとすぐに案内してくれた。
･･･そんなんでいいのかとつっこみたくなったが。
｢失礼します｣
総隊長はゆっくりと私を見る。
やっぱりこの空気は嫌いだ。
だから、昔のように言ってみよう。
｢おはよう。しげじぃ。｣
総隊長は目を見開く。
小さい頃。総隊長をしげじぃ。とよんでいた。
｢･･･懐かしいものだ。
桜木よ。｣
ふふっと私は笑う。
｢ここには、今、桜木としてたっています。
しげじぃまたは総隊長。
お願いがあります。｣
｢なんじゃ。申してみろ。｣
人呼吸おいて、ゆっくりと総隊長を見つめ直す。
｢私、十番隊の隊士辞めます｣
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日番谷冬獅郎が大好きな人 - もう更新されないんですか？更新楽しみに待ってます。 (2020年4月18日 15時) (
レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
日番谷冬獅郎が大好きな人 - 続き楽しみにしてます。更新頑張ってください！ (2020年3月30日 7時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
結城(プロフ) - つ、続きが気になる……… (2019年3月31日 22時) (レス) id: 836dac7917 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 完結してなかった、、続きがすごく気になります、、、、、 (2018年6月7日 17時) (レス) id: e14f557b3c (このIDを非表示/違反報告)
戌神 - 完結でないならば執筆状態を完結ではなく連載停止にして頂ければ幸いです。 (2017年8月29日 12時) (レス) id: 43ea1fc3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりぃ | 作成日時：2015年5月28日 7時
