十番隊隊長と消えた天才児2

夜風に当たりながら2 ページ11

何だ･････こいつ



｢だっ誰？｣



さっきまで龍風が隣にいた。


空間を感じろとかどーのこーの言ってた。



そしたら、なんかできて。



となり見たら変な男･････




『悪いが、A。全て聞こえている。
変な男ではない。
お前の斬魄刀だ。』



は？


コイツも聞こえてるだと！？



斬魄刀って



｢私の斬魄刀は龍風だけよ。｣



私は見据える。



しかし、龍風と似たような感じでため息をつきやがった。



そして、強い眼光でこちらを見る。



『龍風が言っていただろ。
気づいて欲しいと。』



｢言っていたけど？何よ。｣



『あのなぁ･････鈍感かよ。まぁ、相変わらずだな。
記憶がないとは本当に厄介だ。』




･････記憶がないこと知ってる？



ということは、まさかの。



だって、記憶ないこと知ってる人、少ないし。

｢本当に私の斬魄刀なの？｣



『そうだと言っているだろ。』






･････






｢ええええええええええええええええ｣



私の声が響きわたった。

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