信頼1(リクエスト) ページ22
添木「…やっと終わった。」
添木Aはボーダー隊員でありながら、大学生である。
大学の課題があり、ちょうど終わったところであった。
大変だったのだろう。疲れが見える。
?「お疲れ様。」
そう一言声をかけながら飲み物を差し出してきたのは添木の師である東春秋であった。
添木「東さん、ありがとうございます。」
添木は飲み物を受け取り、笑顔で応えた。
東「最近、忙しそうだな。息抜きはしてるか?」
添木「息抜き、ですか?そうですね…。ないかもしれません。」
そう答えた添木に東は微笑んで言った。
東「それなら、ちょっと付き合ってくれないか?」
添木「?…何にですか?」
東は添木を釣りに誘っていた。
添木「…東さん、なぜ釣りに?」
東「ん?俺は釣りが好きだから、一緒にどうかって誘ったんだよ。
たまにはゆっくりするのもいいだろ?」
東にそう言われて添木はそういえば最近はゆっくりする時間がなかったなあ、と思った。
東「…まあ、お前は色々と考えて動いているから、忙しいんだろうな。
鳩原のこととか特に。」
東は添木を心配そうに見ていた。
添木「…そんなに気にしているように見えましたか?」
添木は東と目を合わせずに話しをした。
東「そうだな。ボーダー内で動き回ることが増えたし、ポジションの変更もした。
事情を知っている奴からしたら、分かりやすいと思うぞ?」
添木「そうですよね…。でも、無理はしてないと思います。」
東「そうか?動きすぎだって言っただろ?
自分でも息抜きしてないって自覚してる。
ちょっとは周りに頼りなさい。」
東にそう言われて添木は黙った。
添木「…頼るって難しいじゃないですか。」
ボソッと呟かれた。
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ヴィー(プロフ) - かなりさん» かなりさん、再びコメントありがとうございます。大分回復してきました!ご心配いただき、ありがとうございます。応援、感謝です!頑張りますね。 (2021年4月8日 20時) (レス) id: 165a850c32 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - お久しぶりです!!お体は大丈夫ですか?入院している事は前から知っていたので、心配です。本当に遅れて御免なさい。これからも、体を休めて頑張って下さい!!ずっと小説などを応援いていきますし、愛していきます!! (2021年4月7日 21時) (レス) id: 34215c84b5 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィー(プロフ) - 巫都さん» リクエストありがとうございます!拙いものになるかもしれませんが、精一杯書かせていただきます。話がまとまり次第更新しますのでお待ちください。 (2021年4月6日 3時) (レス) id: 165a850c32 (このIDを非表示/違反報告)
巫都 - またまたリクエスト失礼します!(笑)添木さんが東さんなど年上の人に甘えてるっていうか、弱みを見せてるようなお話が見たいです…! (2021年4月6日 0時) (レス) id: b5eb63bfb4 (このIDを非表示/違反報告)
推しが可愛すぎ(プロフ) - ヴィーさん» いえいえ、書いてくださるだけで嬉しいのでヴィーさんが看病するキャラとか書きやすいように書いてもらえたら嬉しいです!楽しみにしてます! (2021年4月3日 18時) (レス) id: 531669d108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヴィー | 作成日時:2021年3月2日 13時