カウンセラー系ボーダー隊員の日常3【ワールドトリガー】

70話 ページ11

ROUND6は開始すぐに生駒隊の南沢は落ちる展開に。



空閑を王子隊と生駒隊で挟む形となったところを生駒の旋空弧月が襲う。


国近「出た、生駒旋空。その最高射程はおよそ40m。全攻撃手の中で最長の間合いを誇る技です。」

北添「あれ普通の旋空とどう違うの？」

国近「旋空の射程アップ性能は効果時間と反比例するから。つまり、効果時間が短いと射程が伸びるってこと。

うちの太刀川さんとかほとんどの攻撃手は旋空を1秒くらい起動して射程が15m、イコさんは0.2秒くらいに絞って射程をアップさせてるわけ。

剣のスピードがはやくて旋空とのタイミングが完璧に合ってないとできないすご技だよ。」

国近が生駒の旋空弧月について説明する。





当真「添木さんも旋空上手くなかったか？」

当真が思い出したように国近に尋ねる。

国近「そうそう。添木さんはイコさんにつぐ旋空の使い手だよ。射程は30から35mくらいのはず。

もともとイコさんの旋空を指導したのも添木さんらしいし。」

当真「添木さん以上に上手いって言葉が合う人はいねえよな。」


ここで実況に戻る。









蔵内を空閑が、樫尾を三雲がそれぞれ落とす。

しかし、空閑は隠岐に片腕を狙撃され、三雲も王子に追い付かれる。

雨取を逃がそうと動くが、三雲が王子に落とされる。

戦いは最終局面に！









レッドバレットで動けなくなった水上を王子が、

そしてワイヤーで姿勢を崩した王子を空閑が落とす。

空閑が隠岐を落とし、生駒が空閑を落としたところで雨取が自発的にベイルアウトをした。


結果、生駒隊に生存点が入ったが、玉狛第二の勝利となった。







解説では当真が玉狛第二の弱点について話していた。

当真「序盤で誰か1人でも落とされるとやべえよな。

せめてもう1人フロントで戦える駒が欲しいよな〜。」









場面はC級ブースにうつる。

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