【BLEACH】阿修羅 (ページ12)

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｢縛道の六十三｢鎖条鎖縛｣｣

｢真子サン！これは一体何がどうなってるんデスか!?拳西サン達はどうして…｣ｶﾞｷﾝ

｢そんな…六十番台の縛道か…腕力だけで破られるなんてことが…｣

───────

『ｸﾞｯ…クソッ…なんなんだよこれ…ｯ!!』

｢やめなよ…拳西は…女の子に手を上げるような…弱い男じゃなかったでしょ…｣

｢ウゥ…｣

｢縛道の九十九!!｢禁｣!!!｣

｢九十番台詠唱破棄か、さすがやな｣

｢ちよっと…無理してマス……｣

｢鬼道でなんとかならへんか？｣ｹﾞﾎｯ

｢何トカと言われましても…原因がわからないと何トモ…｣

｢ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ｣｢何やねんひよ里、大丈夫か？｣

｢シン…シン…ジ…ハナ…放……せ｣ｺﾞﾎﾟｯ

ﾄﾞｯ

ｵｵｵｵｵｵ

『真子！ひよ里！』｢どうなってんだよｯ!!｣

一瞬にして周りが真っ暗になった。何も見えない。なんだこれわ

｢うｯ｣｢ｸﾞｯ｣｢うあっ｣｢ｶﾞﾊｯ｣

『リサ！ローズ！ハッチ！ラヴ!!』

ﾄﾞｯ

『ｯ!お前…東仙ｯ!!』

｢なんでや…お前…拳西を…自分とこの隊長を裏切ったんか…!?｣

｢裏切ってなんかいませんよ｣

｢彼は忠実だ｣

｢ただ忠実に僕の命令に従ったに過ぎない。どうか彼を許してやってくれませんか。平子隊長、佐々木隊長｣

『…藍染ｯ』ｺﾞﾎﾟｯｯ

『うぁ…ｯ』

｢A！｣

『クソッ…嫌だ嫌だ嫌だ！！クソッ！』

｢A！落ち着け！！｣

『嫌だ虚になんかなりたくない、ｳｧｧｱｱｱ』

｢やはり…興奮状態の方が虚化の進行は速いらしい｣

｢虚化…？なんやそれ…｣

｢知る必要は無い｣

『ｳﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!!!』

『し…ん……じ…ひ…よ…………』

｢!…要｣｢はい｣

｢！やめ…｣

｢終わりにしましょう。平子隊長。目に見える裏切りなど知れている。本当に恐ろしいのは目に見えぬ裏切りですよ。さようなら。あなた達は素晴らしい材料(・・)だった｣

｢…く…そぉぉおおおおお｣

ﾄﾞｯ

｢ほう、これはまた…面白いお客様だ｣

｢何の御用ですか？浦原隊長、握菱大鬼道長｣

｢あかんやん、見つかってもた｣

──────

『………ん…ﾊｯ!』

｢A！起きたか！！｣

『ここ、どこ………なにこれ…』

私の手元にあったのは鬼のような仮面

『なんで…だってこの仮面は虚の…』

｢落ち着きA、今真子呼んでくる｣

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