キラキラ ページ34
.
「俺の名前は氷鷹北斗だ」
「…俺は、真白友也です…」
「そして私が演劇部の部長の日々樹渉です♪」
意外とバランスが取れてそうな部活メンバーだな…っと思った。 日々樹先輩が先程みたいに友也くんを弄らなければの話だけど。
「私は遊馬Aです、よろしくお願いします」
「ああ、よろしく。」
「北斗くんは貴女と同じ2年生ですから、色んな子供頼る時に使えますよ♪」
「…えっと、北斗くん?って呼んでもいいのかな」
「ああ、好きに呼べばいい」
王子の格好をしているせいか凄くキラキラして見えるよ北斗くん。眩しい、眩しいよ…
演劇部には結構な時間滞在していた。日々樹先輩の声真似とか、友也くんの女装を色々見せてもらって(本人は嫌がってたけど)、北斗くんの王子様で甘いセリフとか、何やかんやで楽しかった。
特にも、北斗くんとは仲良くなれて、友達が増えるのは嬉しい。 ましてや、男子の友達なんてあまりいなかったからな。
ここの人達は色んな人が多いしキャラが濃いけどいい人ばっかで良かったな…。
「楽しかった?」
「うん、特に日々樹先輩の瀬名先輩の真似は凄く似てた」
「そうだね! …明日はまたプロデュースだから部活見学は終わりだけど今週中には全部行けそう」
「あと何部あるの?」
「私があと行かせたいのは空手部、バスケ部かな?あ、でも可愛い子も紹介したい」
「可愛い子?」
「うん、可愛い子」
…誰なんだろう? 可愛い子って聞けば女子を思い出すけどあんず意外と男子にも可愛いと言ってるからな…(前に創くんにそう言ってたし)
「んで、明日のプロデュースは流星隊なんだけどそこに可愛い子いるから紹介したい…!!」
「あ、やっぱり男子か」
「流星隊個性豊か過ぎるけどめちゃくちゃいい人しか揃ってないからね。明日楽しみにしてて」
「うん、分かった」
" 流星隊 " か〜。なんか戦隊ものみたいな名前でかっこいいな。
.
146人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ〜ちゃん(プロフ) - 前作から見させて頂いてました!とても面白かったです!Tao音さんの表現やストーリー性が好きです!誠にご勝手ながら今作も期待しております。更新頑張って下さいm(_ _)m (2018年4月1日 20時) (レス) id: ec51d54417 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Tao音 x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年4月1日 20時