始まりの話 ページ1
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「お姉ちゃん!!見て!!」
「ん…?あぁ、最近ハマってるあんスタだっけ?それがどうしたの」
「ここっ!! 」
そう言われ、あんスタのHPらしき所で妹が指を置いた場所を見る。
「キセキシリーズ?」
「そう!!メインストーリーの続きみたいな話なんだけど遂に最後のイベントが明日発表だと思うのさ!!」
「へぇ−、おめでとう」
嬉しそうに話す妹。しかし、私はアプリゲームはやった事がなくあんスタは最近妹に教えてもらって少しだけ覚えた。
「えっと、…北斗くん?だっけ、あんたの推し。そのイベントには出るの?」
「当たり前でしょ!!Tricksterはあんスタの主人公達ユニットなんだから!!」
ぽつぽつっと、雨が降り始めた。 すると、ピカっと光った後に結構大きめの音が家の中に響いた。
「うわ、雷鳴ってるじゃん。」
「今日夜お泊まりする予定なんだけど…」
「お母さんに車で送ってもらえばいいんじゃない?」
「そうだね」
そんな話をしていると、バタンっとドアが閉まる音がした。 「ただいま−」っとの声が聞こえるのでお母さんが帰ってきたみたい。
「お母さんおかえり」
「おかえり−」
「ただいま、この豪雨と雷一時的な天気の荒れみたい。お父さんの会社の方は晴れてるって」
「ほんと!? でも、そろそろ友達の家に行かないとだからお母さん送ってもらってもいいかな?」
「ええ、良いわよ。Aは家に居る?」
「うん」
妹とお母さんはそのまま家から出た。 私は2階へと上がり自分の部屋に入る。本棚の上に置いてある少し壊れてるけれど綺麗なブレスレット。 誰からもらったのかまたは、私自身が買ったのか思い出せない。
ふと、そのブレスレットを見つめた。
「(そういやこれ。はめたこと無かったな…)」
ゆっくりと私はブレスレットを手から手首へはめた。 すると同時に部屋の窓から雷よりも眩しい色で私の視界が染められた。
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ゆっくりと目を開けると、見知らぬ公園と右手に白い封筒を持ったまま立っていた。
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あ〜ちゃん(プロフ) - 前作から見させて頂いてました！とても面白かったです！Tao音さんの表現やストーリー性が好きです！誠にご勝手ながら今作も期待しております。更新頑張って下さいm(_ _)m (2018年4月1日 20時) (
レス) id: ec51d54417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tao音 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2018年4月1日 20時
