『季節が変わる』１ 黄side ページ22
「あっちー！！扇風機、欲しい！！」
濡れた頭をタオルで拭きながら、リビングのドアを開けて
ハーフパンツにTシャツ姿の相葉さんが、風呂から上がってきた。
その恰好をちらりと見てから
砂漠の中を駆け回る赤い髭のおじさんに視線を戻す。
「風呂上がりは、ビール！！」
冷蔵庫の開く音がしたから
「みず。」
一言そう告げると、怒るわけでもなくはいはーいって返事して
冷蔵庫のしまった音の後に、ぺたぺたと裸足の足音が近づいてくる。
「ほーいよ。」
「さんきゅ。」
俺の隣に、ぼすんって座ると
ペットボトルの蓋をあけて、俺に渡してくれたから
ゲームを一時中断して、受け取って一口飲むと
「飲む？」
プルタブの空いた、缶ビールを俺に差し出してくる
「んー。……今日は、いい。」
今日は、このワールド終わらせたいし。
今日を逃すと、じっくりやる時間なさそうだしなー。
ペットボトルに蓋をして、目の前の机に置いて
膝の上に置かれてたコントローラーを持って、ゲームを再開する。
……あ。ここにスターコインあった。
隣に相葉さんの気配を感じながら、ゲームを進めてると
「最近、暑くなってきたねー。」
あちーって言いながら、ビールを煽る相葉さんは
風呂あがりなせいもあってか、やけにぽかぽかしてるみたいで
隣に居る、俺にまでその熱気が伝わってくる。
「汗かっき、直んねぇな。」
「もうおじさんになったんだけどなー！」
あひゃひゃって笑いながら、するりと俺の首に手を伸ばしてきた相葉さんは
「和は、夏でも汗かかないよね。」
うらやましいー！って言いながら、手を移動させて俺の髪の毛で遊びだす
「汗くらいかきますよ。……あなた程じゃないけど。」
砂漠の中を進んでく赤いおじさんに、視線はずっと移したまま話していると
「ちょ！？お前、急にどこ触ってんだよ！！」
髪の毛で遊んでいると思ったら、急に背中に相葉さんの手が直接触れて
服の中で、俺の背中をべたべたと触ってくる。
「ひんやりしてて、大好き！！」
「知らねぇよ！！」
ツッコミと同時に相葉さんに顔を向けたら、赤いおじさんは穴に落ちて行っちゃった。
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スバル(プロフ) - ぶんぶんさん» ぶんぶんさん!!ほんっとーにすみません!しばらく更新してないうえに、お返事まで遅れてるとは……生誕祭なんて大分昔の話になってしまいましたので、ハロウィーンにお題変えようかと思っております笑。気長に待ってたやってください!! (2014年10月21日 23時) (
レス) id: ec5939442f (このIDを非表示/違反報告)
ぶんぶん(プロフ) - スバルさん、こんにちは〜確かに普通に膝枕お願いしても、にのちゃんは照れてやってくれなさそう〜。膝枕されて幸せそうなまーくんがかわいいね、ウフフ…生誕祭のお話楽しみに待ってます。 (2014年8月28日 17時) (携帯から) (レス) id: 6ec6c4bd20 (このIDを非表示/違反報告)
スバル(プロフ) - 天和さん» ひゃー!!天和さん、コメント今気付きましたー!ごめんなさい(ﾟ´Д`ﾟ)みのむし、書いてて楽しかったです!やきもちあいばさんは、書くのは初でしたが意外としっくりきたからビックリです。笑みのむしとワイプ宮で、かわいさいっぱいのお話になりました♪ (2014年8月28日 1時) (レス) id: 21a264313c (このIDを非表示/違反報告)
スバル(プロフ) - 咲希さん» さきちゃんが、釣れたー!!っていうのは、冗談です（笑）ワイプ宮の可愛さよりも、布団ミノムシの可愛さのほうが勝ちゃったかも……(´-`)笑。まとまりのないお話だったけど、さきちゃんの可愛いいただけて良かった＝♪ (2014年8月2日 22時) (レス) id: fb7f5905f7 (このIDを非表示/違反報告)
咲希(プロフ) - ぱくぱく！食い付き！(笑) きゃーミノムシさん可愛い( *´艸｀) 布団ミノムシって語感が素晴らしいー！ワイプ宮さんのお話って、どうするのかなぁって思ったら、こうきたかー！と。イチャコラ話大歓迎でーす♪かわいかったー♪ (2014年7月31日 1時) (レス) id: a9fbe654f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スバル | 作成日時：2014年3月15日 2時
