相棒 dt×nb ページ16
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「翔太！！ちょっと来い」
隣の部署の涼太に呼ばれて空いてる会議室に入る。
「翔太。これなに？」
涼太の手にあるのは大事な資料…
じゃなくて…
お弁当箱。
「おれ、野菜も食えって言ったよね？お前が食べやすいように、お前の好きな味にしたよね？何で残してんの？」
「だって…野菜。嫌い。」
「じゃぁ、食堂で食べればいいじゃん。俺、もうつくらねぇぞ！」
うっ…
それは困る。
好き嫌いが多い俺の為に
毎日お弁当を作ってくれる幼馴染みの涼太。
「やだ。俺、涼太の飯しか食べない。」
「じゃぁ、野菜も食え！！」
グイッと野菜を口の中に突っ込まれる。
あれ？
「おいしい…」
俺の言葉に満足気に笑って
「だろ？」なんて言ってる。
きっとこんな顔
みんなは知らないでしょ？
野菜まで綺麗に食べて部署に戻ると
女性職員の1人が寄ってきた。
「渡辺さん！宮舘さんってどんな人ですか？」
あぁ、そういえば
今度、この子が涼太の部署に移動になるんだっけ？
どんな人って…
「優しい。カッコいい。何でも出来る。で、俺の最強の相棒。」
「怖くないですか？」
え？涼太が怖い？
そんな事考えた事も無かった。
「もしかして、さっき俺が呼ばれてたから？」
縦に頷く女の子。
「別に怖くないよ。涼太があんな言い方するの俺にだけだし、基本的には言葉遣いも丁寧で、女性には特に優しいからね！」
ホッとした様に胸を撫で下ろす女の子に
ちょっとだけ可笑しくなる。
誰も、毎日持ってきている俺の弁当を
涼太が作ってるなんて思いもしないだろう。
「渡辺さんと宮舘さんって…仲良しなんですね！」
無邪気な女の子に思わず吹き出す。
「仲良し！！笑。まぁ、仲良しかな？生まれた病院から一緒だしね！だから、涼太は俺の最強の相棒。」
「翔太。会議行くよ？遅くなると阿部がキレるから」
タイミングよく現れた涼太。
「はいはい。あ、涼太。今度からこの子が涼太の部署に移動になるから。よろしく。」
「あー。〇〇さん？俺、一回聞いた顔と名前は忘れないんだよね？あ、そうだこの花。知ってる？」
さすが、涼太。
人を惹きつける不思議な話し方で
側に飾ってあった花瓶を指差す。
「これね？白いアネモネなんだけど。この花の花言葉は、真実、期待、希望。君のこれからの環境がより良くなるように俺も頑張るね。」
あぁ…また、涼太に落ちた子が1人増えたよ…
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Winter(プロフ) - るむぽさん» 全然、上手に書けなくてすみません。リクエストならいつでもいいですよー！いつも読んで頂いてありがとうございます！ (2020年10月18日 0時) (
レス) id: 5bab791344 (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - Winterさん» 書いていただきありがとうございました^^最高です！感動しました^^また今度リクエストお願いしてもいいですかね？ヒーローみたいに助ける阿部君がカッコよかったです^^ (2020年10月17日 23時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - Winterさん» わざわざありがとうございます。楽しみにしております。更新頑張ってください^^ (2020年10月15日 22時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
Winter(プロフ) - るむぽさん» 了解しました。希望に応えられるか分かりませんが、書かせていただきますね！今、別のお話を１つ書いてるのでそちらの後になると思いますので少しお待ち下さい！ (2020年10月15日 20時) (レス) id: 5bab791344 (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - Winterさん» 早速レスありがとうございます。そうですね、私も佐久間担なので受けであれば誰でもいいんですが…。でも、せっかくなのであべさくでお願いします^^ (2020年10月15日 18時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：winter | 作成日時：2020年8月19日 18時
