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sk side
「◯◯くん、この前の資料だけど、あそこのデザイン、どうして四角から丸に変えたの？」
あ…そこは
俺が変えたところ…
角が子供達に当たったら痛そうだから
丸の方がいいかな？って…
「あ！あそこは、丸の方が可愛いかな？って思って…どうしてですか？」
◯◯くんの口からスラスラと出てくる嘘。
「へぇー。いや、佐久間みたいな考え方かな？って思ってさ。佐久間は子供が当たったら痛そうとか考えちゃうから！でも、違ったね！」
阿部ちゃんの言葉に泣きそうになる。
「あ！そういえば◯◯くん、アメリカンフットボールって書いてみてよ！あれも、君と佐久間が似てるなって思ったんだよねー！」
◯◯くんは不思議そうな顔をして
近くにあったメモ用紙にアメリカンフットボールと書いてる。
「やっぱり！君、字上手だね！常にこんな綺麗な字書くの？」
「え？まぁ、はい。」
「へぇー。じゃぁ、次佐久間。アメリカンフットボールって書いて？」
はい！とメモ用紙とペンを渡される。
書いた物を阿部ちゃんは受け取ると
さっきまでニコニコしてたのに急に真顔になって。
「◯◯くん。君は新人だからあんまり知らないかもしれないんだけど…。佐久間ってね？俺達と同期なのね？で、俺達同期でも全幅の信頼を寄せてるし、上司も一目置く存在なの。もちろん立場だってそれなりにある所に本来はいるはずなんだけど…。バカだから全部断ってるの。だから、平社員のまんま。」
もう！阿部ちゃん何言い出すの！！
口を塞ごうと手を伸ばすけど
阿部ちゃんの方が大きいから、うまく塞げない。
「で、ここからが本題なんだけど。この前、君の名前で出されたやつ。さっき、可愛いから丸にしましたって君が答えた資料ね？あれにね？ちょっとした間違いがあったんだよね？それがこれ。」
と目の前に出された資料と
俺と◯◯くんが書いたアメリカンフットボールの文字。
「佐久間の字って独特でね？アメリカンフットボールって本人は書いてるんだけど、読む方からしたらアメリかソフシトボーノレに見えるんだよね？で、この資料にはその癖が所々出てるの。でも君の字は綺麗だよね？って事は…」
真っ青になった◯◯くんが急いで頭を下げる。
「すみませんでした！！」
あれれ？もしかして、解決しちゃった？
「え？何？別にいいけど…俺、帰ってもいいの？」
「そうだよ！じゃぁ佐久間！帰ろう！」
さすが阿部ちゃん！！
いつも助けてくれてありがとう。
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Winter(プロフ) - るむぽさん» 全然、上手に書けなくてすみません。リクエストならいつでもいいですよー！いつも読んで頂いてありがとうございます！ (2020年10月18日 0時) (
レス) id: 5bab791344 (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - Winterさん» 書いていただきありがとうございました^^最高です！感動しました^^また今度リクエストお願いしてもいいですかね？ヒーローみたいに助ける阿部君がカッコよかったです^^ (2020年10月17日 23時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - Winterさん» わざわざありがとうございます。楽しみにしております。更新頑張ってください^^ (2020年10月15日 22時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
Winter(プロフ) - るむぽさん» 了解しました。希望に応えられるか分かりませんが、書かせていただきますね！今、別のお話を１つ書いてるのでそちらの後になると思いますので少しお待ち下さい！ (2020年10月15日 20時) (レス) id: 5bab791344 (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - Winterさん» 早速レスありがとうございます。そうですね、私も佐久間担なので受けであれば誰でもいいんですが…。でも、せっかくなのであべさくでお願いします^^ (2020年10月15日 18時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：winter | 作成日時：2020年8月19日 18時
