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あぁ…これも夢だったんだ。
できればハワイとかの南国リゾートでやりたかったけど…。
「Aちゃん？一緒に飲もう？これも俺の夢だったんだ。」
「翔くん…本当に今はそれどこじゃ…。」
「いいんだよ。俺らできる事はもうないから。」
あとはニノが男として頑張る事で…
そこに踏み込んじゃダメなんだ…絶対に。
悲しそうに眉を下げたAちゃんの頭をポンと撫でた。
冷たいわけじゃない…
俺だって気にはなる。
だけどニノがそれを望まないんだ。
男としての覚悟を決めた以上、誰にも邪魔されたくない気持ちは同じ男としてわかるから。
「じゃぁなんであんな言い方したのよ。突然だし指輪に夜景なんてプロポーズは望んでなかったけどあまりにもひどい。」
「それはお前が付き合う前から当分結婚するつもりはないって言ってたし…俺がそれとなく結婚を匂わせても興味無さそうだったし…。だから子供ができて不本意で結婚しなきゃならないのは麻友の方だって思って…。」
「だから私に結婚の決断を委ねたの？」
「あぁ…。でも言い方が悪かったごめん…。俺も突然で驚いて…麻友に結婚はしないって…子供は堕すって言われるの怖くて顔見れなくて…。」
ニノ達の話しを流し聞きしながらグラスを持ってストローを咥えた。
ニノ達から視線を離さないAちゃんが面白くない。
ツンツンと袖口を引っ張るとやっと俺の方を向いてくれてストローを咥えたままにっこり笑ったら、俺の言いたい事がわかったのか困った顔をした。
「だからもう一回ちゃんとしたプロポーズしようって色々と動いてたら『浮気してる』なんて言われて…そんな男って思われてたのがショックで…。」
「バカ…。」
「ねぇ…？子供いなくても…ちゃんとプロポーズもできないこんな俺でも結婚してくれるの？」
俺の期待を込めた目にAちゃんは根負けしたのか反対側のストローを口に入れた。
グラスの直径分くらいしか離れてない距離でお互いの目を見ながらジュースを飲むのはなかなか恥ずかしい。
Aちゃんもほっぺを赤らめてる。
思わずその可愛いほっぺに手を伸ばした。
このぷにぷにほっぺにキスしたいな…。
口からストローを外し…
「ニノ〜？それ以上は帰ってからの方がいい。こんな場所でプロポーズじゃ彼女が可哀想だろ？」
彼女を喜ばせるプロポーズ考えてあったんだろ？
「翔さん…ただ俺らが邪魔なだけだよね？」
あ、バレた(笑)
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さとち(プロフ) - 最後までしょーちゃんを見届けさせてくれてありがとです(*´∀｀*)ロマンチストなしょーさんにぴったりなプロポーズシーン。きゅんきゅんしちゃいました。ヘタレくんが成長してく様子を見守れて幸せでした(^^) (2019年11月17日 8時) (
レス) id: 71c5d1241d (このIDを非表示/違反報告)
プリ(プロフ) - 完結おめでとうございます。私はヘタレてても優しくて少しずつでも頑張る翔くんが大好き。プロポーズのシーンもとっても素敵だった。素敵なお話しをありがとうございます。これからも楽しみしてます(^-^) (2019年11月10日 12時) (レス) id: cd103d13f3 (このIDを非表示/違反報告)
にのゆう(プロフ) - 完結お疲れさまでした。私はしおななさん大好きです(*´▽｀*) (2019年11月9日 12時) (レス) id: 36f104c3b0 (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - 終わった〜。あんなにヘタレだった翔くんが 花子さんに釣り合うべくカッコよく成長！ てか、まあ、初めから素材は完璧なんだからまあ当たり前か。多少ヘタレがまたかわいい（≧∇≦） こんなかわいいバカップルになれるなんて(//∇//)お互いに好きすぎていいなぁ〜 (2019年11月9日 11時) (レス) id: 285da43cef (このIDを非表示/違反報告)
あゆママ(プロフ) - 完結おめでとうございます！(*´∀｀)ヘタレな翔さんが成長していくのが楽しみでした。終わってしまうと寂しいですねぇ〜。歌は息子が大好きで、ピアノでよく弾いていたので知りました(笑)可愛い曲でこちらも好きになりました。また二宮さんのお話もお待ちしています！ (2019年11月9日 7時) (レス) id: ddbf446660 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2019年9月20日 15時
