６５☆ ページ25
今まで告白された事はあっても、『蒼汰が…』って気持ちから心が動く事はなかった。
自分もそして相手もお互いよく知らないから、きっと外見が好みとかそう言った理由だったんだろうと遠ざけた。
けしてそれがいけないというわけではないし、綺麗事を言っても人間やっぱり見た目は大事で。
それは生まれ持った容姿の問題だけでなく、清潔感があるとか愛嬌があるとかそういうのが大事だと思う。
ただ私は仕事で少し話しをしたくらいで好きになったりはしないタイプだったし、きっと相手にもそれを求めてた。
櫻井さんの告白は真っ直ぐ一生懸命で、それは彼の人となりを表しているようで…
私が当たり前にした事に対して、そんな私を好きだと言ってくれて…
そんな小さな出来事がきっかけで覚えていてくれた事がただただ嬉しかった。
きっと彼と私の物事を見てる視点は同じなんだろうなって思えた時に、彼となら無理せず自然体でお付き合いできると思えた。
蒼汰を言い訳にできないくらい、彼の一生懸命さと優しさに惹かれていたんだと思う。
彼に家まで送ってもらい、一番最初にした事は蒼汰に話があるとメッセージを送った事。
あらたまったメールに蒼汰も何かを察知したのか、すぐに電話がかかってきた。
「蒼汰？」
ーあぁ。話って何？
低い威圧的な声は蒼汰が何か勘づいている事を物語っていて。
「電話で話す内容じゃないわ。近いうちに時間作れる？」
ー今から行く。
「今日はもう遅いし…。」
ー俺が白黒ハッキリしないと気持ち悪い性格だってわかってるでしょ？
有無を言わさないような口調でそう言うと、私の返事を聞かずに電話を切った。
大人びてる蒼汰だけど、私の前ではまだまだ甘えと言うか子供っぽいところがある。
あぁいう世界で仕事をしてたら自分を偽る事をしないとならないなんてザラだろうし、甘えを出せるのは私の前だけだってわかってるからそのままにしといたけど…。
小さく吐いたつもりのため息は、思ってたよりも大きくて部屋に響き…
気分転換のつもりでお風呂に入った。
お風呂から上がって、麻友に誕生日にもらったモコモコの部屋着に着替えてスキンケアをしてると玄関のドアの鍵がカチャカチャと音を立てて開けられた。
合鍵で鍵を開けてズカズカと入ってきた蒼汰は不機嫌丸出しで、一言話す事なくドカリとソファに座った。
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さとち(プロフ) - イケイケ櫻井！花子さんの気持ちもちゃんと取り戻してイチャコラしちゃって〜(*´∀｀*)次章も楽しみに待ってまーす(*^^*) (2019年2月28日 23時) (
レス) id: 71c5d1241d (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - ニノありがとう〜(^^) さあ！ 翔くん がんばれ！ (2019年2月28日 23時) (レス) id: 23157fd9ed (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 岡田っちと文乃ちゃんがメインで番宣しそうですよね、、、ゴチには圭ちゃんもいるので堂上班男子メンバーで集まってほしいですがむりですかねえ、、、むげにんは出てましたね！淡い期待は抱いておこうと思います！(笑) (2019年2月28日 20時) (レス) id: fce84e79e3 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - しょうくんさん» これからが本場です。次章もお付き合いよろしくどうぞ。 (2019年2月28日 19時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - ともさん» やっぱJはこうでなくっちゃです（笑) (2019年2月28日 19時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな | 作成日時：2018年11月5日 21時
