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食事を終えて甲板に出ると、真夏の太陽の日差しがジリジリと肌を焼く。
だけど潮風のお陰かそこまで不快ではなく、船を一周してみようとデッキをゆっくり歩いた。
その一部に人が集まってる場所があり、気になって覗いてみた。
そこにはハート型の大きなオブジェがあって記念撮影ができるようになっているけど、まだ恋人でもない俺と花子さんが一緒に撮れるわけもなく素通りしようと…
「櫻井さん？せっかくなので記念に撮りませんか？」
「え…？」
「あ…写真とかお好きじゃなかったですか？私、写真が好きで…。図々しくごめんなさい…。」
「あ！いえ！違う…違うんです！俺なんかと写真撮ってくれるんですか？」
そう言うと、ちょっと恥ずかしそうにはにかんで頷いてくれた。
あぁ〜もう…かわい…
マイエンジェル。
順番に並んでると、前のカップルにカメラマンをお願いされて快くオッケーをするとなぜか花子さんがにっこり笑ってて。
「え？俺…何か…？」
「いえ。当たり前に人に親切で優しくできる人って素敵です。」
「え？！」
ほ、褒められた？
なんか俺…
当たり前の事しかしてねぇんだけど。
「私、写真好きで旅行とかでこの景色で撮りたいと思ってシャッターお願いする時もあるんです。」
「はい。」
「あからさまに嫌そうな顔をする方もいらっしゃいますし、ひどい時は聞こえないフリで素通り…。」
残念そうにそう言って苦笑いを浮かべた。
つーか、こんな美人で可愛い女の子に頼まれて断るなんて男としてどうなんだよ！
あ、男とは限らないか…。
まぁ…女は花子さんが可愛いからって嫉妬してんだな。
うん…そうに決まってる。
前のカップルの写真を撮り、お返しに俺達のも撮ってくれるという事で…
「お兄さん？なんでそんなガチガチ？微妙な距離開いてるし(笑)」
「え…あ…いや…。」
緊張してる…なんてカッコ悪くて言えるか！
「もっとこう…ガバッとさ？いっちゃいなよ。」
できるか！
もうとっとと撮ってくれ！
公開処刑だ！
面白そうに笑ってるカップルに恨めしい視線を送ってると、左手がふとぬくもりに包まれて…
視線をやると花子さんの右手が…。
びっくりして花子さんを見るけど、ほんのり赤らめたほっぺしか見えなくて…。
「イケメンのお兄さん！視線はコッチ！」
視線を動かすと同時に半歩だけ花子さんに近づき、その瞬間にシャッターが押された。
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さとち(プロフ) - イケイケ櫻井！花子さんの気持ちもちゃんと取り戻してイチャコラしちゃって〜(*´∀｀*)次章も楽しみに待ってまーす(*^^*) (2019年2月28日 23時) (
レス) id: 71c5d1241d (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - ニノありがとう〜(^^) さあ！ 翔くん がんばれ！ (2019年2月28日 23時) (レス) id: 23157fd9ed (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 岡田っちと文乃ちゃんがメインで番宣しそうですよね、、、ゴチには圭ちゃんもいるので堂上班男子メンバーで集まってほしいですがむりですかねえ、、、むげにんは出てましたね！淡い期待は抱いておこうと思います！(笑) (2019年2月28日 20時) (レス) id: fce84e79e3 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - しょうくんさん» これからが本場です。次章もお付き合いよろしくどうぞ。 (2019年2月28日 19時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - ともさん» やっぱJはこうでなくっちゃです（笑) (2019年2月28日 19時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな | 作成日時：2018年11月5日 21時
