導かれる日 -4月9日 月- �� ページ9
司｢そんな訳、無いだろ…!!!｣
ユーラ｢…？何だ急に。独り言か？気持ち悪い｣
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言ってみろ…お前の本心を。お前はどうしたいんだ？お前の望む結果は何だ？
司｢こんなところで諦めてたまるか…!!皆で!!!誰も死なずに帰るんだ!!!｣
そうか。だったら…
契約だ。
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司｢ウッ、がァ…!?｣
突如、司が苦しみ出した。
ユーラ｢ッ!?何だ、取り押さえろ！もっと強く!!!｣
しかし、彼からの謎の力が、シャドウ達を吹き飛ばした。
ユーラ｢な、何だ…？｣
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我は汝、汝は我
理不尽に抗い、あまねく抑圧を打ち砕かんとする者よ。
我が力を与えよう。その望みを叶える力を。
真実を見極めろ！その力を、我が名とともに解き放て！
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司の顔に、仮面があった。その場の全員が気づいた。
ユーラ｢な、何だ…!?｣
アタリ｢お前、それ…!!!｣
リリカ｢君、まさか…!!｣
そして彼は、司は叫んだ。仮面を剥いで。
｢ビリイィィィィィィィィィィィィィィィ
ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィイイイイ!!!｣
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その形は、まるで人間のようで。
その姿は、まるで人間ではなかった。
仮面のような顔。緑の外套。その中の、まるで燃えたぎるような紅。その手は、爪は、拳は。全てを打ち砕く為のもの。
それが、ペルソナ。司自身の、もう一人の自分だ。
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リリカ｢すごい…君も、ペルソナを使えるなんて!!｣
司｢やれ。ビリー｣
そう言った瞬間、ビリーは既にアタリを救出していた。
アタリ｢うぉっ!?｣
リリカ｢やった！これで…形勢逆転出来る!!｣
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我は汝、汝は我
司｢お前は、俺自身…｣
そう。お前自身だ。お前自身の仮面を剥いだ、もう一人のお前。
俺はお前に力を与える。その力をどう使うかはお前が決めろ。この力は、お前のためのものだ。そして、お前自身の力だ。自由に使え。お前の望むように！
司｢分かった、ビリー…。寄越せ、お前の力を!!!｣
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作者名：誰かのヒーロー。 | 作成日時：2019年9月17日 0時
