鋏がにじゅうなな。 ページ32
『…あれ?そういえば他の皆は??』
リ「皆、どこか買い物にでも行っているんじゃあないか?」
『そうか…今日天気良いもんね』
リ「あぁ、そうだな……」
私はアマレッティを口に運んだ。
ほろ苦さと甘味が口の中に広がった。
リゾットは珈琲を飲んで『ふあぁぁ〜』っと欠伸をしている。
まるで大きな猫みたいだ…
『…で、その、情報屋の奴いたの?』
リ「…いや、まだだ…」
『その情報屋、どこかリゾットに似てるよね。目とか』
リ「血は繋がっていない…俺と同じで、黒目が大きいだけだろう」
『それ、刺青じゃあなかったんだ…』
リ「知らなかったのか?」
『あぁ、知らなかった』
リ「……フフッ、そうか…」
『な、なんだよッ……フフッてなんだよ…』
私は珈琲を一口飲んだ。
リゾットはやっぱり私を子供扱いしてくる。
これでも暗殺チームは古参なんだけどなぁ。
年は小さくても先輩なんだよ?←
リ「…やはり、お前は子どもみたいだと思ってな……」
ぽつり、とリゾットが言う。
『…どういう事だよ…』
リ「俺からすればお前はまだまだ甘ったれた子どもだ。レッタみたいな…」
『失礼な。もう二十歳だっつうの』
リ「…無論、いい意味でだけどな」
『なんでもいい意味でってつければ良いわけじゃあないんだよ…もう』
リ「…アマレッティ、ありがとうな。俺はそろそろ仕事に戻る」
そういって、リゾットはパソコンを片手に立ち上がった。
私の頭を大きな手で撫で、頬にキスをして。
耳元で『頼りにしているぞ』と囁いた。
……何がしたいんだろ、リゾットは……
私がぽかんとしていると、リゾットはリビングから自室へと行ってしまった。
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めだま(プロフ) - 宇都宮白夜さん» うひゃぁありがとうございます!!!高校が通信制でして、結構暇してるんですよ……笑トリップ物ほぼ初めて書くのでたぶんめちゃくちゃですが、また読んでください(*´∇`) (2019年11月12日 16時) (レス) id: 7de534ab81 (このIDを非表示/違反報告)
宇都宮白夜(プロフ) - お久しぶりです!最近凄いはまりました!(笑)更新がいつも速くて凄いと思います!今度トリップ物もやるんですね!お揃いですね(笑)頑張ってください!!応援してます! (2019年11月12日 13時) (レス) id: 5cdf8a1e1f (このIDを非表示/違反報告)
めだま(プロフ) - 宇都宮白夜さん» そんな面白いだなんて……!オリキャラ出しすぎて、原作者様に申し訳ないぐらいなんですけどね…笑ありがとうございます!! (2019年10月21日 7時) (レス) id: 7de534ab81 (このIDを非表示/違反報告)
宇都宮白夜(プロフ) - 初コメ失礼します!!ストーリー面白いですねー!私も暗殺チームの小説書いてるんですが、オリキャラの設定をこんなに細くできるって尊敬します……!これからも頑張ってください!更新楽しみにしてます! (2019年10月20日 23時) (レス) id: 9dd7ab0bcd (このIDを非表示/違反報告)
めだま(プロフ) - 翠木さん» ありがとうございます!!頑張って投稿します!笑 (2019年10月19日 17時) (レス) id: 7de534ab81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めだま | 作成日時:2019年10月17日 10時