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鋏がじゅうきゅう。 ページ23

薄暗いアジトのリビングに、私とリゾットだけが残されていた。

他の皆が部屋からいなくなると、リゾットは珈琲を淹れ始めた。
…そんなに大事な話なのだろうか。

珈琲を持ってきたリゾットは、私の向かいにあるソファに座った。


リ「……レッタの、事だが……」

『っ……レッタが、どうかしたの…?』

リ「…お前の気持ちもよくわかる。両親を俺らにコロされて、独りになってしまった…過去のお前に、重なったんだろう?」

『…まぁ、そうだけど…』

リ「彼女には幸せに暮らしてもらおう…俺だってそうしてあげたい」

『暗殺者らしくない事を……フフッ』


リゾットは暗殺者のくせにどこか人情に厚いというか、そんなところがある。
私がここでやっていけてるのも、彼のそんなところに惹かれたからというのもある。


リ「俺も頑張る。だから…安心しろ」

『でも…私は恐れているの……』

リ「?何をだ?」

『もし将来、レッタが大きくなってから私たちに両親を暗殺されたことを知ったら…私たちに復讐しに来るのだろうか………?』

リ「……大丈夫だろう、きっと……」

『でも…でもッ!!………ッ!?』


……びっくりした。

リゾットが私をぎゅっと抱きしめていたからだ。

リゾットの心臓の音が耳元で聴こえてくるから、余計ドキドキしてしまう。

あぁ、おさまれ私の心臓。


リ「……ここで泣かれたら、他の奴が来てしまうだろう。だから……こうすれば良いかと……」

『ありがとうリゾット……ぅぅ…』

リ「……(可愛いな……)」


私はリゾットの腕の中で泣いた。
リゾットは私の頭を優しく撫でながら『大丈夫、大丈夫…』と言った。

私がまだまだ甘ったれた子供だった頃によくやってもらっていたな…と、懐かしい記憶もよみがえってきた。









★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

ちょっとこんなの書きたかっただけ←おい

そのうち夢主ちゃんの過去編も書けたらなーと考えております!

それから……星に色がついているだとぉぉぉ?!!
(今更w)

いつもこんな内容スカスカなのにありがとうございます…!!

鋏がにじゅう。→←鋏がじゅうはち。



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めだま(プロフ) - 宇都宮白夜さん» うひゃぁありがとうございます!!!高校が通信制でして、結構暇してるんですよ……笑トリップ物ほぼ初めて書くのでたぶんめちゃくちゃですが、また読んでください(*´∇`) (2019年11月12日 16時) (レス) id: 7de534ab81 (このIDを非表示/違反報告)
宇都宮白夜(プロフ) - お久しぶりです!最近凄いはまりました!(笑)更新がいつも速くて凄いと思います!今度トリップ物もやるんですね!お揃いですね(笑)頑張ってください!!応援してます! (2019年11月12日 13時) (レス) id: 5cdf8a1e1f (このIDを非表示/違反報告)
めだま(プロフ) - 宇都宮白夜さん» そんな面白いだなんて……!オリキャラ出しすぎて、原作者様に申し訳ないぐらいなんですけどね…笑ありがとうございます!! (2019年10月21日 7時) (レス) id: 7de534ab81 (このIDを非表示/違反報告)
宇都宮白夜(プロフ) - 初コメ失礼します!!ストーリー面白いですねー!私も暗殺チームの小説書いてるんですが、オリキャラの設定をこんなに細くできるって尊敬します……!これからも頑張ってください!更新楽しみにしてます! (2019年10月20日 23時) (レス) id: 9dd7ab0bcd (このIDを非表示/違反報告)
めだま(プロフ) - 翠木さん» ありがとうございます!!頑張って投稿します!笑 (2019年10月19日 17時) (レス) id: 7de534ab81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めだま | 作成日時:2019年10月17日 10時

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