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その時、ピンポーン。誰か来た。


今はマズい。2人して全裸。


でもここ知ってるなんて…誰?


「ちょっと待ってて。あ、いちお、服着て」


風磨は玄関へ訪問者が誰なのか確認しに行った。





「こんばんわ〜」


「何時だと思ってんだよ、A、松島とマリ。」



私がまだ、着替えてないから風磨は

入り口で時間をかせぐ。


「だって、風磨くん一緒に呑もうって言ってたのに連絡もくれないから。来ちゃった」



「お前、社交辞令って知らない?だいたまだお前酒なんて呑めないだろ。未成年が。」


「そーだよ。聡ちゃん。また問題起こしたら大変なんだから」


マリウスにしかられてるよ。


「じゃぁ、何しに来たんだよ」と呆れる風磨に


「新居に遊びにきましたぁ〜!おっ邪魔しまーすっ」




セーフ。なんとか着替えれた。



「Aちゃん、久しぶり〜」


マリはナチュラルに私にハグ。


「ここは外国じゃねんだよっ。気安く俺のに触るな」
と軽く蹴りを入れる。


「もぉーっ。風磨くん、ケチっ」


急に騒がしくなったな。


「そーだっ。勝利も呼ばない?明日みんなオフだし」


聡が余計なことを…


「こんな遅くに呼び出したら悪いよ」


と私が言うと「でもそー言えば勝利もここ、来てないもんな」


と風磨。


ウソでしょ?いくら何でも今は勝利に会いたくない。
しかも風磨の居るところでなんて。

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作者名:たかふま | 作成日時:2018年2月15日 4時

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