52話 ページ2
「あ！起きてたの？アラン君」
Aの声に、ハッと目の光が戻った。
「どうしたの？怖い夢でも見た？」
「Aちゃん！！」
たたたた！
部屋を突っ切ったアランは勢いよくAに抱きついた。
Aと再会したことが、夢じゃない。嬉しくて嬉しくて仕方がない。
「Aちゃん、だいすき！！」
「私も！アラン君、大好き！」
ぎゅうぎゅう
「ぼく、ゆめみたの！」
「夢？怖かった？大丈夫？」
「うんとねぇ・・、『くろいたいよう』だよ！」
「「黒い太陽？？」」
なんとなく不吉な響きに顔を見合わせた時、来訪者を告げるノック音にアランの話は
予想がつく訪問者に、緊張が走る。
「はい」
シャルルカンが、玄関を開けると、そこにはヒナホホ・ドラコーンの二人が立っていた。
よりにも古株のこの2人を
「おう」
「うん。久しぶり」
「王が呼んでる」
「わかった」
その緊張感があるやり取りに、アランはますますAにきつく抱きついた。
朝一で再開した2人は、卵と野菜を買い込み、そのままシャルルカンの家に
リクエストしたオムライスを
この緊迫した世界情勢の中、シャルルカンは同行できなかったが、シンドリアの森に出かけ、アルガン島には生息しない
昼寝もせずに、大はしゃぎで1日を過ごしたアランは、すっかり疲れ果て今の今まで眠っていたわけだ。
「アラン君。1人で留守番出来る？すぐに帰ってくるから」
「や！！」
絶対にイヤだ！と言わんばかりに、アランはしっかりしがみついた。
「大丈夫だ。俺も付いて行くから。ちゃんと帰ってくる。」
よしよしとシャルルカンがアランの髪を撫でるが、アランは絶対にその手を離さなかった。
「アラン君」
困ったようなAの声に、一瞬、アランの手が
「ぼくもいく！」
「え？」
「ぼくもシンくんとおはなしする！」
思わず大人達は顔を見合わせた。
「ぼくもいくの！」
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アオイ(プロフ) - めっちゃ嬉しいですwいつも素敵な文章ありがとうございます(*^^*) (2018年2月19日 21時) (
レス) id: 07a1761182 (このIDを非表示/違反報告)
飛燕(プロフ) - アオイさん» はい。久しぶりに登場です。宜しくお願いしますW (2018年2月18日 18時) (レス) id: 54f2f8f6b1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - もちろん紅炎ですね笑笑 (2018年2月18日 14時) (レス) id: 07a1761182 (このIDを非表示/違反報告)
飛燕(プロフ) - アオイさん» ありがとうございす！ちなみ一番のお気に入りは誰ですか？ (2018年2月17日 18時) (レス) id: 54f2f8f6b1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - いつも更新楽しみにさせてもらってます！！これからも頑張ってください！！ (2018年2月17日 17時) (レス) id: 07a1761182 (このIDを非表示/違反報告)
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