―対人恐怖症― ―N×S―part５ (ページ13)

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和也side

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和「…ん………もう朝かぁ………」

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目を覚ますと、

部屋にはカーテンから射す

太陽の光が、眩しくて

僕は思わず目を細めた

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今日は、土曜日

学校は休みの日

休みの日は、ゆっくりできるから嬉しい

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だからだろうか…

まだみんな、スヤスヤと

寝息を立てて、気持ち良さそうに

眠っていた

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翔も僕の隣で眠っていた

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さてと………今日は一日

何をして過ごすかな…………

そういや翔、大野くんと

じっくり話してみたいって言ってたから

今日は………二人でゆっくり話をさせて

あげようかな…………

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僕が丁度そんな事を考えてる時だった―――…

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翔「………あれ

和、もう起きてたの？早いね…」

和「あ、翔

ごめんね。起こしちゃった？」

翔「ううん…そんな事ないよ

おはよう…………」

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翔は寝むそうに目をこすりながら

ゆっくりと、ベットから起き上がった

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和「今日は休みの日だから

もう少し眠っててもいいんだよ？」

翔「ううん…大丈夫だよ…………」

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今日は学校が休みで

翔は気持ち的に楽なのか

今日は朝から少し顔色がいい………

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学校の日は…朝はいつも顔色が悪いし

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翔「みんなまだ、寝てるね…」

和「うん。今のうちに着替えようか…」

翔「うん…そうだね………………」

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