―対人恐怖症― ―N×S―part２ (ページ22)

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■―４７―　ページ22

雅紀side

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それからは、結局

あの二人とは話す事はないまま

あっという間に放課後になってた

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あの二人…なんか

みんなから露骨に避けられてたな…

そりゃあ、あんな事をすれば当然か………

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智「雅紀ー、寮に帰ろう」

雅「あ、うん…………………」

潤「どした？なんか元気ないじゃん」

雅「別にー。そんな事はないけど………」

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何ていうか………モヤモヤする

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雅「ねぇ…どうやったら

あの二人と、仲良くなれると思う？」

智「えっ！んー、難しい質問だね…」

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智は腕を組んでちょっと考え込んでる

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雅「せっかく同室になれたんだよ？

これもね、ある意味、何かの縁だと思うの！

それに櫻井くん、めっちゃ可愛いし、二宮くんは

子犬みたいだしーだから早く仲良くなりたいよー」

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やっぱさ…

みんなで仲良くしてた方が、楽しいじゃん

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潤「お前らしい考えだけど

まぁ…当分は、仲良くなんてなれないだろうな」

雅「…そっか……俺もそんな気はするけど」

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まぁ…焦っても仕方ないか………

一緒に過ごしてるうちに、きっと

いつか、打ち解ける日が来るよね………？

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智「とにかくさ、早く寮に帰ろう」

雅「あ、うん………そうだね…………」

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