［イナＧＯ］花と光と日記帳［雨宮太陽］

お昼の時間です ページ7

ヒロ兄は思っていたより長い時間いたようで


気付いたらお昼ご飯の時間だった


ｶﾗｶﾗｯ
「ご飯持ってきたから入るわね〜」

「冬花さん、ありがとうございます(*^^*)」

ご飯、といっても病院食なのでお世辞にも美味しいと言えるものではないと思うが…

「なるべく残さずに食べるのよ？あと薬も忘れずにね(ﾁﾗｯ」

「(ｷﾞｸｯ)はーい…」

なんだか太陽くんのテンションが低いのは気のせいだろうか(^_^;)

冬花さんは私と太陽くんそれぞれのベッドに備え付けられてるテーブル(？)にご飯と薬、水とコップを置くと
「しばらくしたら片付けに来るわね」
と言って部屋を出ていった

とりあえず食べるか…

「頂きまーす…って太陽くん？」

太陽くんがさっきからご飯と薬を見つめながら難しい顔(?)をしている


「…………………」

「あの〜太陽くん？………食べないの？」

「…………僕病院食も薬もキライ」









え？ＷＷＷＷ

「そんな理由なの(笑)」

私がそういうと太陽くんはﾑｽｰっとした顔になって「だって美味しくないんだもん……薬は飲みにくいし…」と言った


か、可愛いところもあるんだな…


「でもちゃんと食べなきゃダメだよ？私達の体を考えて作ってくれてるんだから」


そう言いながらご飯を食べるけど、うん確かに美味しくないね←


太陽くんはしばらくご飯と薬とにらめっこしたあと黙って食べ始めた





結局私も太陽くんも見事完食!!

薬もちゃんと飲みました
(^.^)b

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