3話 * 二人の王子様 ページ5
先生「今日は転校生2名を紹介するぞ。よし、入れー」
太陽「雨宮太陽です。よろしく(ニコッ」
その王子顔と爽やかな笑顔でクラスの女子を一瞬にして惚れさせてしまう…
もちろん私も不覚にも見つめてしまった。
そんな時。
パチッ
「!!!……///」
ふいに黒板前の太陽と目があう。サッと目をそらすも向こうはまだガン見してくるので耳まで赤くしてしまった
太陽「先生、僕一番後ろのショートヘアの子の席がいいです」
先生「え?いやあそこは西田が…」
先生の言葉など聞きもせず私の隣の席まで歩く太陽。
太陽「ねぇ、西田さん?僕と席…変わってくれないかな(ニコッ」
ズキャァァアン!!!
西田「は、はい…////」
西田さんの心臓を撃ち抜かれた音が鮮明に聞こえた気がした…
フェイ「待ちなよ太陽。僕は登校前、つまり君より先にその子に目をつけていたんだよ。」
太陽「もう隣はとっちゃった…♪端だから前にすれば?(黒笑」
フェイ「そうはいかないね。君は何をするか分からないから。」
先生「あーー・・・えっと・・・彼はフェイ・ルーンだ、という訳でHR終わり!じゃあな!」
「(逃げた……ていうかさっきから隣とか前とか…何のことだろ…)」
フェイ「・・・何かしたら許さないからね」
・・放課後・・
太陽「ねぇ、奥村Aちゃんだっけ?僕生徒会に入ったんだ。ちょっと仕事残っちゃったから手伝ってくれない??(ニコッ」
「んーいいよー。」
毎日変わらないそんなやりとり。
もちろん生徒会の仕事なんざこれっぽっちも残ってなくて。
「ぅっ……ぁうっ///"」
太陽「可愛い…Aの赤面可愛いね…(クスクス」
最初のイメージはすぐに壊され、太陽のイメージは腹黒い人となってしまったのだ。
フェイ「こらぁぁぁぁ」
太陽「痛っ!なんだよフェイ(ゴゴゴ」
フェイ「なんだよじゃないよAちゃんに何もするなって言ったでしょ…(ゴゴゴ」
ねぇ…
なんで私なんかお姫様系になっちゃってんの??
ん?でもこれって平凡じゃない?王子様がお姫様をとりあうなんて…
この頃から私の頭は少しおかしくなってしまった。今もとか言うな
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るんるん - 面白いです! 両方失ってしまった所で泣けました!早く続きがみたいです。 (2015年1月18日 15時) (レス) id: b9c457201f (このIDを非表示/違反報告)
唯斗(プロフ) - 面白いです^^また読ませていただきます>< (2013年1月9日 22時) (レス) id: 0bdbd335b9 (このIDを非表示/違反報告)
りとるとっきぃ(プロフ) - やあばいですこれ!!!はまってしまった///更新頑張ってください! (2013年1月3日 21時) (レス) id: 996d841786 (このIDを非表示/違反報告)
葵ラムネ@幸哉(プロフ) - ほほほほほほほほほwwwwwww白竜ほいほい♪♪声でらイケメソ!!!!! (2013年1月1日 20時) (レス) id: 9a3b38b57c (このIDを非表示/違反報告)
葵ラムネ@幸哉(プロフ) - こもん@受験生(仮)さん» 復活wwww変態だなんて嬉しいねw僕は変態という名の紳士なのだよ((殴 俺っちもメル友になるぞ!!!!!!! (2013年1月1日 20時) (レス) id: 9a3b38b57c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こもん@受験生(仮) | 作成日時:2012年12月30日 11時