ドS系男子太陽くんと可愛い系男子フェイくんと平凡を望む少女【雨宮太陽&フェイ・ルーン】

4話 * 温もり ページ6

･･現在に戻りまーすー･･


拓人「はいはい。そこまで。サッカー部の練習が始まるぞ。」


太陽「あ〜〜A〜〜･･･」


神童先輩にひきずられて太陽とフェイの姿は消える。


ｶﾞｸｯ


「あれ…」


なんか力が抜けてその場に座り込む。


ふいに過去の記憶が頭を巡った


.


「A！すごいぞ！あのジャクサにAの実力が認められた！」


「すごいわ、Aちゃん！」


「毎日がつまんないな……。･･･････そうだ、平凡になろう」


.


.


思い出したくない記憶。忘れようと思っても忘れられない。

私を認める全てが嫌いだった。


フェイ「A…??どうして泣いてるの……??」


A「え…?私泣いてなんか…うっ……ぐすっ……泣いてなんかいなっ…ひっく…」


ぎゅっ


フェイ「大丈夫････」


暖かい……温もり…………これが私の………昔の私の………………


.


.


欲しかったモノ

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