ホラーが弟子を取ったそうです。 (ページ1)

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プロローグ！だったっけ！ページ1

画面の前のみんな。ここが何処かわかるか？

私にはサッパリわからない。わかる事といえば、

目の前に取手にツルが絡まった扉があるのと、ここが凄く寒い、って事だけだ。

あと、さっきずっと前の方にガリガリの人間がいた。

…嫌な予感がする。はやく行こう。何かあっても相棒の斧ちゃんで応戦すればいい。

あれは小屋か？スケルトンの前にはあの人間がいるな。

？人間の手を掴んで……斧を取り出して………

人間の首を切った。

でも何故か、恐ろしいという感情より、あのスケルトンに憧れに近い様な感情を抱いていた。

ああ！あの斧さばきはなんて美しいのだろう！自分の斧の使い方に嫌悪さえ抱く程だ！

足は自然とそのスケルトンに向かっていた。

『あの！そこのスケルトンさん！。』

？「はあ？なんだよ人間。ヘッドドッグにされてえのか？」

『私を弟子にしてください！』

？「はぁぁぁぁ？何でだよ。俺は腹減ってんだよ。はやくこいつを食わせろ。」

『お肉あげます！』

？「採用。よし、こい。」

『ありがとうございます。じゃ、行きましょうか。』

？「あ、ちょっと待て。パピルス！」

パ「どうしたんだ！人間じゃあないか！」

サ「あ、俺はサンズな。こいつは弟子だ。それじゃあ行ってくる。これ、人間な。」

パ「またお出かけか？じゃあな！」

サ「よし、行くぞ。」

『え、どこに行く…うわぁ！？！？』

てぇ繋がれた！！！！一生右手洗わない！

サ「おい、もう着いたぞ。」

？「あれ？ホラーおかえり！その子だれー？今日の晩ご飯なの？」

サ「キラーしかいないのか？クロスは何処だ？」

キラー「クロスは台所だよー！そいつ料理させんの…？」

サ「こいつは弟子だ。食う為の人間はこっちの袋にある。」

キラー「へー！弟子なんかできたんだー。ま、行ってくればー？」

『あの、サンズ師匠…。』

サ「何？」

『ホラーって呼ばれてましたけど、サンズって名前じゃないんですか？』

サ「キラーもサンズだし、クロスもサンズだから。」

『じゃあ、私もホラー師匠と呼ばせてもらいますね！』

ホラー「そうかい。あ、クロス！」

クロス「あ、せんぱい！おかえりなさい！」

『弟子のAです。よろしくお願いします。』

クロス「へー。なんかこの前先輩が一番食べたいって言ってたタイプにそっくりですねー。」

To be continued …