23 早朝のオフィス ページ24
藤「苦手だったら使いな。」
って、ミルクと砂糖を差し出してくれた
「ありがとうございます//」
こんなとこはイメージ通り
優しい先輩
みっくんなんて「ガキー」とかって
からかってきたのに
なんて思いながらも、そんなみっくんも好き
好き……とか
会社でそんなこと考えちゃダメダメ//
上がりそうになる広角に必死に力を入れて
ニヤニヤを抑えた
藤「なんか機嫌いいね(笑)」
そんな私を見て笑う
ひぇ//ニヤニヤばれた//
「藤ヶ谷先輩は、いつもこんなに早く
出社されるんですか？//」
藤「そうね。まーその日の気分次第かな。
でも、わりと多いかも。」
そうなんだ
「朝方なんですね。」
意外……意外でもないかな
爽やかな印象が朝にはピッタリな気がするし
藤「そうかも。
なんか好きなんだよね。
朝、誰も居ないオフィスで仕事するの。
気持ちに余裕が生まれるっていうか……
なんか、よくない？」
って、ニコっと微笑む破壊力//
「でも、一人で仕事したかったのに、
すみませんでした//
遅れたらやだなって
早く来すぎちゃったので//
邪魔しちゃいましたね」
藤「あ、いやいや
そういう意味で言ったんじゃないよ//
邪魔とかじゃないし//本当に//」
私の言葉に逆に気を使わせてしまった//
藤「でも、早く起きられるんだから
Aちゃんも朝方なんじゃない？」
コーヒー片手にパソコンを立ち上げる先輩
「そうですね……わりと朝方かもしれません。
朝ってなんか頑張れる気がします！
夜より朝かな。」
夜はなんか力が抜けちゃう気がするし
藤「そうなんだ。朝方の人あんま居ないから……
なんか気が合うね(笑)」
って、笑ってくれた
それからみんなが出社してきて
私は午前中の研修を終えた
そのままお昼休みに入り
萌ちゃんと一緒に社内のラウンジで
ランチすることになった
萌「それにしても、Aちゃんいいなー。
藤ヶ谷先輩がバディとか。」
バディ……確かに二人一組ではあるけれど
バディというか、先輩は私の教育係
「でも、宮田先輩も優しそうじゃん。」
萌ちゃんの教育係の宮田先輩は
絵に描いたような優しい人
この前、先輩たちがそう話していた
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もも(プロフ) - ミィさん» コメントありがとうございます☆そう言って頂けてとても嬉しいです(^^)私自身が切ないのが好きで…現実にはきついですが、物語なので(￣∇￣*)ゞこれからも気長にお付き合いください(*^^*) (2019年5月6日 21時) (
レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
ミィ(プロフ) - 新作、嬉しいです。ももさんの作品は切ないものが多いですが、とても大好きです。今回は最初からもう、切なくて・・・今後も楽しみにしていますね。 (2019年5月6日 17時) (レス) id: 1dbee522b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2019年5月5日 0時
