35 Ki 再会 ページ36
とかって
頭の中に色んな考えがめぐるけどやっぱり
「藤ヶ谷。」
と俺が言うのと同時に
藤「北山？」
って
A「みっくんのお花見も
ここだったんだ！」
って、サササーっとこちらに近付いてくる
A
確かAも今日
花見だとかって言ってたっけ
都内でも有名な桜の名所
いや、でも、こんなことってある？
隣だよ……斜めだけど
いや、じゃなくて
まさかここでの藤ヶ谷との再会
藤ヶ谷「久しぶり。」
Aに続いてこちらに歩いてきた藤ヶ谷
「おう。」
高3の春、俺のクラスに編入してきた藤ヶ谷
部活も違ったし、クラス内で
つるむわけでもなかった相手
ただ、なんなのか、周りからは藤北とかって
言われてて、シンメ？とかって……
てか、シンメの意味が未だに分かんねーし
藤「北山、変わらないな(笑)見た目。」
見た目……チビってこと？
それとも童顔ってこと？
「そうか？もうすぐ25だけど(笑)
あ、お前もか。
てか、お前こそ変わんねーな。」
相変わらずシュっとした長身
顔ちっせーのな
藤「そう？
まー言ってもまだ24だから(笑)俺ら。」
って、笑う
A「あ、えっと……」
Aの視線が俺の隣に注がれていることに
気がついた
二階堂「あ、初めまして//
北山先輩のお知り合いだったんすね//
俺、北山先輩の同僚で後輩の
二階堂っていいます//
新入社員です！」
って、またばかでかい声
A「あ、そうなんだ。
私も新入社員です！//Aです。
えっと……みっくん……北山さんの幼馴染みで……」
昔からわりと人見知りするタイプのA
二階堂にむかって必死の自己紹介(笑)
その彼女が隣の藤ヶ谷に視線を送ると
藤「あ、俺は……北山の高校時代の同級生で
Aちゃんとは会社の同僚。
藤ヶ谷っていいます。」
スマートに挨拶する姿も昔の印象と変わらない
あれ？でもこいつも隠れ人見知りだったような
二階堂「あ、そうだったんすね！
あ、そっか//うん//」
何かに納得してる二階堂
藤「でも、北山がこんな近くに
住んでるとかビックリした。
俺、○○駅なの。最寄り。」
え
「なにそれ、すげー近いじゃん！
うちから2駅！」
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もも(プロフ) - ミィさん» コメントありがとうございます☆そう言って頂けてとても嬉しいです(^^)私自身が切ないのが好きで…現実にはきついですが、物語なので(￣∇￣*)ゞこれからも気長にお付き合いください(*^^*) (2019年5月6日 21時) (
レス) id: 0e833b3ebd (このIDを非表示/違反報告)
ミィ(プロフ) - 新作、嬉しいです。ももさんの作品は切ないものが多いですが、とても大好きです。今回は最初からもう、切なくて・・・今後も楽しみにしていますね。 (2019年5月6日 17時) (レス) id: 1dbee522b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2019年5月5日 0時
