分からない… ページ3
「あぁ？俺が何するかだ？んなもん殺すに決まってんだろ？！」「やっ…ぱり…」するとレイチェルが話しかけてきた。「どうしてあなたは私たちの事を知っているの？」「それは…言えない…」ザックがわしゃわしゃと自分の頭をかいてため息をつく。「んだよ…てめぇ言えねぇばっかじゃねぇか。」「…」何故か僕には分かる…この後のことも…これまでのことも…でも言えない…言えない呪いにかけられているように…
ガタンッ、新しいお墓より後ろ、壁の隙間から物音がした。レイチェルがふっと立ち上がり、無表情のまま、「見てくる。」と立った「おい！てめぇ1人で大丈夫かよ？！」とザックは怒鳴った。でもレイチェルは小さく「うん」と頷くとそのままスタスタ歩いていってしまった…
やばい…どうしよ…レイチェルが…そう思ってザックを見た時だった。「そういやてめぇ」
「？なっ…に？」「俺のフロア来たことあるか？」？「な…い」「そうかよ…んじゃ俺の勘違いだわ…」「…」僕は「そうなんだ」と言った。レイチェルが戻ってきた。「なんかあったか？」「仕掛けがあった…扉を開けるスイッチがあるはず」「そうかよんじゃさっさと行くぞ…ああその前に」カチャー…ザックが鎌を構えた(失礼ダジャレじゃないです)!!!「やっぱこっちも壊さねぇと、イライラして仕方ねぇわ!!」レイチェルが慌てて手を伸ばす。「待って!」だが酷なことにそれは目の前で破壊された。ゴッ…崩れる…ペタッとレイチェルはその場に座り込んだ。ザックはそのまま歩く。そこし立ち止まって「おい、行くぞ。お前が入る墓はここにはねぇんだ。パラパラページをめくりお前が死ぬのは地下から出たあとだ。」エレベーターの近くにある池のそばまでやってきたここなの？と、ザックに話したかける「ー…ー？」「あ？」どうしよ…分からない…えっと確か…私は本を取り出す。パラパラページをめくり、目当てを見つける。「あっ？何見てんだ？おめぇー」本を見ながら問いかける「ここは…どこ…ですか？」「あっ？最初にここから入ったとこだよ。」パラパラページまためくる。それにイラッと来たのか「おいてめぇ」と話しかけた「なんで…すか？」「さっきから人が話してる時本読むなよな。んでなんだよその本」「ちょっと待ってくださいね…｣…思い返す。そして思い出し口に出した。
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カニ(プロフ) - オリジナルフラグ外してください。違反になりますよ (2018年8月19日 3時) (
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作者名：泉破毀禰 | 作成日時：2018年8月19日 1時
