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(藤ヶ谷)「ありがとうございます。
先 降りるんで、適当に この辺り一周してもらって 時間差で彼女 降ろしてもらっていいですか?」
(タクシー)「かしこまりました。」
A「…。」
困惑する私に…
(藤ヶ谷)「また後でな。」
そう優しく言うと藤ヶ谷さんは私の頭を撫で…颯爽とタクシーを降りたった。
A「…。
えっ…」
タクシーの窓から見上げると…
そこは、六本木の5つ星高級ホテル。
タクシーは、藤ヶ谷さんを降ろすと すぐ様 走り出す。
ここで…、、二次会が…、、あるの…?!
なんか 一次会のダイニングバーより、
二次会は、、
だいぶ…、格上げ…、、みたいな…、、?!、、
そもそもなんだけど、、
先に抜けて行った かえでと、…つよし君?だっけ?!…その二人以外の男性陣は、みんな どうやって ここまで移動したんだろう…?
ってか、いつの間に?!
私が、かえでを化粧室に探しに行ってる間って事?
………………………………
実は、今日は私を含め9人で飲んでいた。
そこから2人…先に抜けちゃったから、二次会は 残る7人で。
さらには、、
その中で、女子は、私1人。
あぁー憂鬱。
帰りたいな…。
そうこう頭の中を巡らせているうちに、再びタクシーは 先程のホテルフロント前で私を降ろす。
同時に携帯が鳴る。
[6809に来て。待ってる。]
…6809?
…それって…、えっ…部屋…?!
……………。
二次会はレストランじゃないの…?!
ホテルの中には たくさんの有名レストランが入っている。
だから、そこで二次会だとばかり思っていた。
でも…
6809…、、
部屋…だよね、ここ。
……
そう思ったら、急激に動揺が走る。
そんな私に再びLIN◯が舞い込む。
[フロントでカードKeyをもらって、上がって来てね。]
それを見た瞬間、一気に 体 全体が迸り、赤面が止まらなくなる。
と、同時に…
これは二次会だよ!
二次会の会場へ行くだけだから!
…って、言い聞かせる冷静で強い自分も そこにはいて…
……
私の足は真っ直ぐフロントへ向かい、カードKeyを受け取り、部屋へ向かった。
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作者名:ともこ | 作成日時:2018年2月12日 23時