401「ぬるい!」ひまりside ページ1
ひまりside
それにしても…、私が こんな事をやらかしたっていうのに、なんだか裕太は優しかったなぁ。
普通、もっとキレてもいいはず。
だって、あんな写真…仮に流出したら自身のアイドルとしての活動だって、危ぶまれるかもしれないんだよ。
なのに、あんな程度の怒り様。
それは、Aちゃんで頭がいっぱいだから。
Aちゃんに満たされているから。
Aちゃんに癒されてるから。
Aちゃんの存在で身も心も埋め尽くされてるから。
裕太…、もっと怒ればいいじゃん。
ひまり!って、もっと大声で叫べばいいじゃん。
怒鳴ればいいじゃん。
もっと、私で頭の中 いっぱいにしてよ…。
……………………………
(マネージャー)「ひまりさん!!
聞いてますか!!」
(ひまり)「ぬるい!!」
(マネージャー)「えっ?何がですか?」
(ひまり)「ぬるいって言ってんの!!」
(マネージャー)「…。」
(ひまり)「いっつも、やり方が ぬるいんだよ!
バッカじゃないの?!」
私はマネージャーを罵倒し、会場を後にした。
450人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ともこ | 作成日時:2018年6月17日 1時