427「涙の謝罪」 ページ27
戸惑っていると藤ヶ谷さんが…すかさずフォローに入る。
(藤ヶ谷)「うん、俺からも ひまりに写真の件、怒ったんだ。
そしたら、ひまりが謝りたい…って。
…直接。
だけど、今はAちゃんも きっと混乱してる所だと思うし、今すぐに 会いに行って…っていうのは専決じゃ無いって…話しもしたんだけどさ。
ひまりが どうしても今って…。
だけど、自分一人で行っても きっと会ってくれないだろうからって…。
それで、うん…俺と一緒に…。」
そう藤ヶ谷さんが話す脇で、ひまりさんは申し訳無さそうな顔で俯いている。
手も若干震えているように見えた。
その様子からして…本気で反省してて、後悔もしてて…それで謝ってきてくれてるのかな…って少し伝わってくるものがあった。
(ひまり)「私、B型女子だから、後に後に…って引きづりたく無い派だから。」
そう ぼそぼそって、小声で俯く ひまりさん。
(玉森)「それ、おまえの勝手じゃーん。」
玉森さんは呆れ気味。
お手上げといった表情を浮かべている。
(藤ヶ谷)「ひまり、普段から ごめんなさいって言わないやつでさ…。
俺、ひまりと付き合い長いんだけど、こうやって謝ってる姿…初めて見たっていうか。」
(玉森)「(笑)いや、それ ただ単に強情なだけね。」
(藤ヶ谷)「…だから、それほど ひまりとしては反省してるっていうか…。」
どうにか仲を取り持とうとする藤ヶ谷さん。
(ひまり)「Aちゃん…」
あぁー、、もうどうしたらいいのー/!
そんな切なげな瞳で私を見つめないでよ、ひまりさん/
そして、この四人のループ…。
……………………
(玉森)「A、向こう行って、先に休んでていいよ。」
今の私、すごく困った顔してる。
玉森さんは、そんな私に優しい言葉をかけてくれた。
まさに、キラーパスのように…。
A「うん、じゃ…、そうさせてもら…」
……/!
(ひまり)「待って!!Aちゃん、行かないで!!」
その場から去ろうとした私は腕を掴まれて引き止められた。
………/!!
(ひまり)「本当に ごめんね。。。
。。。私がいけないの。。。
。。本当の本当に ごめん。。。。」
…えっ/
………
…嘘…、、
ひまりさんの目から、まさかの…
涙…。
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作者名:ともこ | 作成日時:2018年6月17日 1時