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「まぁまぁ、とりあえず薬膳作ってあげましょ」
「そうだねっ、でも過労で倒れるほど獄卒ってブラックなの」
鬼灯様がきっちりとしていると思うが…
そう言えばさっきアシスタントがどうのって言ってたけど、もしかして今作業員不足なのか？
「Aさん最近健康診断で忙しかったから」
「健康診断？」
「うん、獄卒や動物の健康診断の大変な時期なんだって！Aさんが一人でしてるんだ！」
「一人で？！助手とかアシスタントは？」
薬膳を作りながらシロの話を聞いていた白澤様の手が止まる。
「いないよ！ずっと一人でやってるよ」
「そりゃあ倒れるよ。何考えてんだあの鬼は…女の子を過労で倒れさせるとか…マジありえない」
苛立ちを顔に出るが白澤様はゆっくりと薬膳をかき混ぜる。
「鬼灯様もアシスタントの件で閻魔様と話してたけど、そんな人はなかなかいないってAさんが…」
「そりゃねぇ。専門の人を雇うとなったらいきなりは難しいよ」
「やっぱりそうなんだ」
「だから、俺にさっき白澤様はヒマか聞いたのか…」
「えっ？」
「うん、白澤様も一様先生でしょ？」
「い、一様じゃないよ…」
「いつも女の人いつもあそっ――！！」
かき混ぜていたお玉を俺に差し出しシロの口を咄嗟に塞ぐ。
女の子と遊んでいるのはAさんに知られたくないのか、はぁとため息を「女の子の話は禁止」と言って吐いて頷くシロから手を離す。
「どうして？いつもあんな堂々とっ…ふふんに！！」
「シロ辞めてあげてっ！！」
「んんった」※分かった。
また咄嗟に口を塞ぐ白澤様は必死で、そんなにAさんに女遊びをしてる事を知られたくないのか、シロに俺からも黙るように言う。
「一週間は無理でもニ、三日仕事の無い日だけででもいいからAさんのアシスタントしてあげて！」
「えっ…」
「お願い！俺の宝物あげるから！」
そんなに大変なのかシロがこんなにお願いするなんて、Aさんの事が大好きなんだろうな。
自分の大好きなモノなのだろう誰かの頭蓋骨をどこからか持ってくる。
「…うん、それはいらないかな」
「シロちゃんっ…」
「あっ！Aさんが起きた！」
シロの声に起きたのかいつの間にか体を起こしてリビングから俺達の方いる部屋をドアの前で覗いていた。
「平気？どこも苦しくない？」
「うん平気」
足元に来るシロに腰を下ろして撫でながら謝るAさんは俺達にも顔を合わせて謝った。
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エリンギ(プロフ) - ★さん» コメントありがとうございます、正式に登録していないため、自動的に三ヶ月ほどで消されてしまうそうで、また貼らせていただきます (2019年8月31日 9時) (
レス) id: e954f07389 (このIDを非表示/違反報告)
エリンギ(プロフ) - アヤトさん» コメントありがとうございます。正式に登録をしていないため、自動的に三ヶ月ほどで削除されるそうです。また、貼らせていただきます。 (2019年8月31日 9時) (レス) id: e954f07389 (このIDを非表示/違反報告)
アヤト - イラストとないですよ？ どこにイラストがあるのですか？ (2019年8月28日 0時) (レス) id: 43219d26b1 (このIDを非表示/違反報告)
★ - 何処にイラスト付いてんの？？？【イラスト付き】って書いてるのに付いて無いんだけど？？？ (2019年6月20日 17時) (レス) id: 9e5a3f5f29 (このIDを非表示/違反報告)
読みの民 - 多分なんですが、「一様」と書かれているところ、文脈的に「一応」ではないでしょうか？楽しく読ませていただいたのですが、気になってしまったもので^^; (2018年8月13日 16時) (レス) id: c65c9af674 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キノコ | 作成日時：2018年6月8日 22時
