【フェアリーテイル】覆面少女は最強魔導士 (ページ10)

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8話ページ10

今日は仕事いかなきゃな。

服を着たら仕上げにフードを被って完了。

なんの仕事しようかな？

ー物色中ー

決めた。

この怪物退治にしよう。

何とかクエストって書いてあるけど気にしない。

すぐ終わりそうだし。

早速向かおう。

此処、暗くてなんかでそうだな。

「ギャァオオオオス！！」

・・・本当に出た。

噂をすれば何とかってやつかな？

さっさと倒そ。

手始めに...

「水竜の咆哮！」

「ウギャァァァァァァァァォォ！！！！」

苦しそうな悲鳴をあげながらもこちらへ向かってくるけれど手加減もしないし逃がすつもりもない。

「ギャアス！」

「風造形剣」

何が何だか分からないと言った風に倒れた。

呆気ないけどまぁ良いや。

終わったし報告しに行こ。

少し歩けば草陰から物音が聞こえてくる。

「だ、れ、か...」

喋る猫？

・・・とりあえず治癒しよ。

こんぐらいなら唱える必要もないな。

結構酷い傷だけど私の治癒魔法は意外と効くからね。

「・・・ここは？誰？」

私はこの目を知ってる。

フェアリーテイルに誘われた頃の私の目だ。

この子は私と同じ。

「私はセラフィー。

一緒に来ない？」

気づけば私はそう言っていた。

「・・・え？」

綺麗な目だなぁって１人静かに思っていたのは私以外誰も知らない。