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45話 ページ46

ある日、珍しく私は外へと連れ出された。

そしてまた外で殴られた。

・・・最初は何が起きたか分からなかった。

気付けば私の両足は動いていた。

だけど、やっぱり捕まってしまった。

またさっきより強いと思われる強さで殴られた。

そういえばこの人達が私の事を『忌み子』って言ってたなぁ。

『私物』とも言われたな。

どういう意味なんだろうな。

・・・どうでも良いや。

そう思って目を瞑ろうとした。

その時だった。

私を暖かい光の世界へ導いてくれた雷が現れた。

ーパチッー

「ハッ、ッ、ァ...」

震えが止まらなかった。

また、あの時のような生活に戻るんじゃ無いかと思って怖くなった。

















ナツ...

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作者名:氷翠 | 作成日時:2019年8月10日 20時

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