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37話 ページ38

・・・これは酷い

さっきから我慢して聞いてりゃ小さい子を知らぬ間に人質にしてルーシィが攻撃を出せないようにしてる!

アスカも危ないしそんなのフェアじゃない!正規ギルドだとしてもやっぱり本質は闇ギルドだ!もう我慢ならない!

「ナツ!!」

「ああ!」

「先行ってるね!」

「急いでくれ!」

「最速で行くよ!!」

私は耳が良いんだ!だから聞こえたよ!

「「アスカちゃんってな/ね!」」

・・・間に合って良かった

「ルーシィ、今だぁぁぁっ!!」

「行けぇぇぇぇっ!!!!!」

よし!これで魔法が使える!

どんな手で来る!?

お、ジェミニか

ってバスタオル!?何故に!?

お風呂上りにコピーしたんだね...

何をするつもりなの?

星々の超魔法ウラノ・メトリアとか?

「天を測り天を開きあまねく全ての星々その輝きを持って我に姿を示せ

《ヒビキあたりが託したのかな?》

テトラビブロスよ我は星々の支配者アスペクトは完全なり

《凄いどんどん魔力が上がってきている》

荒ぶる門を開放せよ

全天88星

光る

ウラノ・メトリア!!!!!」

来た!!!!


・・・え?

《かき消された?》

まさか大鳩の!

許せない

「魔法不発かよ!ダセー!!」

は?

「ナツ、ルーシィをお願い。

水竜の咆哮!」

「うわっ!なんだよ!」

「今ダセーって言ったやつ誰だ?

誰でも良いが魔導士ならそいつ魔導士である資格ないよ。

わからなかったか?今のルーシィの魔法は完璧だった。

だが、発動しなかった。

これが何を意味するかわからないのか?

掻き消されたんだよ。

どう考えても大鳩のフレアは魔法を掻き消す為の魔法は使っていない。

つまり誰かが場外から意図的に魔法を掻き消したことになる。

そんなことも分からずに侮辱した野郎は糞だ。

笑う要素は何もないぞ。

分からなかった自分を侮辱でもして笑っているんだな。」

「なんだと!」

うっわ。

図星かどうかは知らんけど魔法使って来たよ。

「セラフィーに手を出すな。」

「さっきまで客席にいなかったっけ?





ゼオラ。」

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作者名:氷翠 | 作成日時:2019年8月10日 20時

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