27話 ページ28
「実況は私チャパティ・ローラ解説には元・評議員のヤジマさんにお越しいただいております。
ヤジマさんよろしくお願いします。」
「よろスく」
「一日目のゲストにはミス・フィオーレにも輝いた青い天馬のジェニー・リアライトさんをお招きしています。」
「今年はウチが優勝しちゃうぞ〜♡」
「さあ、いよいよ選手入場です。」
「ナツ、グレイ、ありがと。
もう大丈夫だよ。
私、もう逃げないから。」
「おう。」
「あぁ。」
「まずは予選8位
過去の栄光を取り戻せるか!
名前に反した荒くれ集団!妖精の尻尾!」
「「「「オオオオオ」」」」
鳴り響くのはかなり大掛かりなブーイング。
「んなっ」
「ブーイング、だと?」
「毎年最下位だった妖精の尻尾がすでに8位以内確定ですからねー
・・・あのフードを被ったのは誰だ!?」
「あんなやつ見たことねぇぞ。」
「私も!!」
今だ。
私は次の瞬間、『フードを外した』
「なんとーー!!そのフードに隠れた素顔はものすごい美女だったー!
そして大陸中を騒がせた『天狼組』の帰還によりフィオーレ1となるか!」
「本当...良かったねぇ。
おめでとう妖精の尻尾。」
「「「「オオオオ」」」」
「うおっ!?いきなりブーイングが変わったぞ!」
「あの女の子めっちゃ美人!私あの子のチーム応援する!」
「俺はファンにもなる!」
あれ?
あそこにいるのは
「ねぇ、エルザ、ルーシィ。
あそこ...」
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作者名:氷翠 | 作成日時:2019年8月10日 20時