10話 ページ12
そして私はゼオラと共に仕事を終えたことを報告したくさんのマネーを手にギルドへ帰って行った。
「ねぇセラフィー」
「どうしたの？」
「本当に、妖精の尻尾は俺のこと怖がったりしないの？」
「大丈夫。
それは私が保証するよ。
ゼオラは可愛いからリサーナとかに可愛がられると思うよ。」
「リサーナ？」
「私の仲間だよ。
私がこんな格好してるからリサーナは私のこと男の子だと思ってるみたいだけどね」
「セラフィーそんなに可愛いのに？」
「ふふ、ありがとう。
ぜオラは本当に可愛いね。」
「そ、そうかなぁ」
・・・とそんなことを話しているうちにギルドに到着。
「ここが、妖精の尻尾...？
セラフィー手、繋いでてもいい？」
「うん、手、繋ご。」
「ただいm「セラフィー！おかえりー！！こいつ見てくれ！！」ナツ相変わらず元気だね。どうしたの？」
「ハッピーだ！」
「あい！」
「ゼオラ、貴方の仲間っぽい子がいるよ。」
「どういうことだ？」
「ゼオラー出ておいでー。
この人は怖くないよー。」
「・・・本当？」
「おー！ハッピーと見た目は違うけど喋る猫だ！
目もセラフィーとおんなじだな！
左右違う色ですげー綺麗だな！」
「よろしく、お願いします。」
「そーんな堅くなんなって！
よろしくな！
ゼオラ！」
「ゼオラあっちで一緒に遊ぼ？」
「・・・うん！」
ナツはすごいな。
すぐに友達作っちゃう。
人の心を浮き彫りにしちゃう。
ナツの魔法は炎だけどただ焼き尽くすだけの炎じゃない。
みんなを暖める癒しの炎でもあるんだな。
まぁ、よく物を破壊してじじ様に叱られてるけど。
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作者名：氷翠 | 作成日時：2019年8月10日 20時
