アーヤ、マネージャーになる 探偵チームKZ事件ノート

理由は私？ ページ11

優雅「バス順、今回はどうするんだ」

次は、若武にきいた。

「ねぇ若武」
若武「なんだ？」
「今回はってことは、毎年ちがうの？」
若武「あぁ。夏休み中の全部同じバス順か、毎回の合宿で変えるのかって意味」

あ、そういう事なんだ。

「教えてくれてありがとう」

そう微笑んで言うと、

若武「おぉ！分かんないことがあったら、なんでも言えよ！」

って言ってくれた。
調子乗りだけど、頼りにはなるよね、若武。

監督「あぁ、今回は彩ちゃんも来たし、毎回変えるか」
KZメンバー「っしゃっ！」
KZメンバー「さすが監督！」

なんで私が来たし、なの？
よし。

「若武若武！」
若武「またか？今の会話にきくところ無かったと思うけど」
「んー、なんで私が来たからって毎回席変えるの？」

ときいたら、若武と周りにいた翼達にため息をつかれた。
今回も、忍はちがうかったけど。
それに探偵KZじゃない、他の人まで。

KZメンバー「彩ちゃんって、鈍感なのかな」
KZメンバー「鈍そうだわ」

いやいや、絶対ちがうでしょ。

「みんな、私、鈍感じゃないよね？」

と言ったら、今度は忍までもがかたまって、ちょっと経ってから

若武「わ、わかんね」
上杉「…」
黒木「さぁ？」
翼「ノーコメント」

って言って来た…。
まぁ、ちがうってこ…

忍「そうだろ」

…とじゃないの！？
え、え？本当に？

そしたら、若武が

若武「男子集まれ」

って声をかけた。

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