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誕生日(後編)ー坂口安吾by月詞 ページ39

<夢主side>

唇を離した安吾は私の首筋を甘噛みし、吸い付き、私に安吾の存在を刻んでゆく。

『ん…安吾っ…!好、きだ、よ』
「…ッ!貴女は何処迄私を煽るんです!?」
『煽ってなんて、無いもん』

安吾は小さくため息を吐いた。

「貴方の○んだ瞳も紅く染まった頬もほんの少し開いた唇も、其れから甘い啼き声でさえも」

「全てが僕を誘っている様にしか見えませんが?」

あ、安吾ってこういう事云うタイプだっけ?

『此のむっつり…』
「何とでも云ってください…本当にそろそろマズいので黙っていて頂けますか?」

そう云うと安吾は再び唇を私の其れと重ねた。

そして彼の繊細そうな指が私の膨らみに這い寄り、乱雑に、けれど何処か優しく揉みしだく。

けれど敏感な場所には触れず、すれすれを焦らす様に愛撫される。

『ふ…んん!』

私の訴えに気付いたのか安吾は口を離した。

『焦らさないで…』
「如何して欲しいんです?云わないと判りませんよ…?」
『意地悪』

口でなんて云えるわけ無いし。

でももどかしさには耐えられなくて、安吾の手を掴み、先程から存在を主張し始めた突起へと(いざな)った。

「其の方がよっぽと大胆だと思いますが…まぁ良いでしょう。貴女の期待に応えてもっと良くしてあげますよ。声、我慢したら駄目ですからね?」

────────────────────── 安吾さん、happy birthday!

誕生日(前編)ー江戸川乱歩by月詞→←誕生日(前編)ー坂口安吾by月詞



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五月雨花火(プロフ) - 沙月さん» 月詞ちゃんの表現力の高さですよねー!森さん…ですから! (2019年2月21日 1時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
沙月(プロフ) - え?森さんが?は?13の女の子に?え?は?いや、幼女趣味こええやばない?今季最大の焦りなう (2019年2月20日 0時) (レス) id: b7d8d46a43 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨花火(プロフ) - 黒バイさん» 有難うございます。続編でも頑張ります。 (2018年11月23日 13時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
月詞(プロフ) - 黒バイさん» ありがとうございます!!!続編もよろしくお願いいたしますm(._.)m (2018年11月23日 12時) (レス) id: 6bb35b4455 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 続編おめでとう御座います。 (2018年11月23日 7時) (レス) id: bfca25752a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨花火×月詞 x他1人 | 作成日時:2018年8月16日 20時

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