【第十話】4人の優しさ ページ12
Aside
『...めっちゃ目つけられてる』
まさかあの日初めて会う日の前から目をつけられていたとは。
だって、普通そうとは思わないじゃん?
それに彼は何故か私の肉親を知っていた。
私が知らない「殺された」という情報付きで。
私でさえ、もう両親の顔すらうろ覚えなのに...。
セノ「A、さっきも言ったがあいつの言葉はあまり信用しない方が身の為だ。」
ティナリ「そうだよ!まだ分からないんだから」
カーヴェ「...どうにかして、Aの親御さんの情報を知ることはできないのか?」
アルハイゼン「無理だろう。稲妻は今、鎖国令が出ている」
鎖国令...?
知らない単語だ。
困っていると、ティナリが分かりやすく教えてくれた。
稲妻は今、雷電将軍の命令で他国との貿易を一切断ち切っていると。
「これは重要なことだから、Aも直に習う筈だよ」とも言った。
鎖国令を出す神様なんて、一体どんな厳格な神様なんだろう...って思ったけど、母国の雷神様だったね(((
ティナリ「さて...と」
杯の中のお酒も終わり、一息ついたところで解散となった私たちは、まっすぐ帰路につくことにした。
その途中。
ティナリ「Aはそのうち、稲妻に帰っちゃうの?」
『えッ......』
聞いたことない、酷く寂しい声で。
ティナリは甘えるかのようにそう呟いてきたのだ。
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かしわぎ(プロフ) - ドーナツさん» 良かったです!最後まで見てくれてありがとうございます(˶'ᵕ'˶ )︎ (4月7日 21時) (レス) id: 4b6ae11ae4 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 最終話おめでとうございます!中々無い終わり方でめちゃ良かったです! (4月7日 12時) (レス) @page43 id: 7609cb840c (このIDを非表示/違反報告)
かしわぎ(プロフ) - ドーナツさん» はわわ、ありがとうございます〜!モチベ爆上がりです!!! (3月24日 19時) (レス) @page28 id: 4b6ae11ae4 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - すごく面白いです!放浪者好きすぎるので嬉しさ爆発です!!これからも書くの頑張ってください!!応援めちゃしてます!! (3月22日 13時) (レス) id: 7609cb840c (このIDを非表示/違反報告)
かしわぎ(プロフ) - 夜月 サキさん» ありがとうございます.ᐟ.ᐟ放浪者...良いですよね分かります♪ (2月26日 18時) (レス) id: 4b6ae11ae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かしわぎ | 作成日時:2024年2月12日 23時