桜蘭の男装少女２

太陽と海とホスト部８（夢主の過去） ページ23

〜貴方〜
あ〜あ、腹減った

にしても空暗いな、雷なりそうだな

別に怖くないけどな☆

貴方「初めて友達ができたときも雨だったなぁ」

まじ、最悪

コンコン

貴方「ん？」

誰だろうな？こんな時間に

馨「僕だよ、馨だよ」

貴方「ああ、馨か、鍵は開いてるぞ」

馨「じゃー入るよ」

貴方「おう」

ガチャ

馨「足、大丈夫？」

貴方「ああ心配ねえぞ」

馨「そう…よかった、カニ持ってきたんだけど食べる？」

貴方「よかった、腹減ってたんだよ」

優しいな馨

パク

うまっ

貴方「うまっ！」

馨「そう」

貴方「サンキュー」

馨「だって友達でしょ」

友達…かぁいいな

ある記憶が頭をよこぎる

なぜか何かが俺の頬に流れた

馨「A？なんで泣いてるの？」

そうか俺は泣いていたんだな

貴方「馨…」

馨「俺でよかったら相談のるよ」

貴方「あ…いや(涙)」

馨「僕じゃ、頼りない？」

馨！じゃあそうしようか

貴方「わかった、馨」

貴方「話すよ、俺の過去」

〜〜Aの過去〜〜

俺は昔、友達がいなかった

ある日転校した教室で朝、自己紹介することだ

貴方「蓮川Aです、皆の仲良くしたいな、よろしくね」

パチパチ

無事に自己紹介が終わって色々な人が話しかけてくれた

女子「ねえねえ、何処の学校からきたの？」

貴方「洋楽小学からだよ」

女子２「やばい、エリート小学校じゃない！」

貴方「そんなことないよ」

男子１「ねえねえ、好きなタイプは？」

貴方「え？」

男子２「彼氏いる？」

貴方「いないよ」

男全「よし！」

女子「…」

〜放課後〜

女の子１「ねえねえ、蓮川ちゃん」

貴方「何？」

女子２「悪いんだけど、体育倉庫で手伝ってほしいことがあるんだけど」

貴方「いいよ」

女子３「じゃあこっちきて」

〜体育倉庫前〜

貴方「手伝いって？」

女の子１「まず、倉庫の中にはいって」

貴方「わかった」

スタスタ

貴方「それで？」

女子１「あのさ、あんたさマジうざいんだけど」

貴方「ん？なんのこと」

女子２「とぼけないで！」

女子３「と、いうことで」

ガチャン

いきなりドアが閉められた

カチャン

おまけに鍵までかけらた

女子１「そこで、反省してね」

しばらく時が過ぎた

ポツポツ ゴロゴロピカッ！

雨が降りはじめた…雷もなってる

貴方「逃げないと…」

貴方「あ！あそこに窓！」

跳び箱によじ登って窓を開けて外へでた

貴方「帰らなきゃ！」

雨の中無我夢中で走った

その雨はとても冷たかった

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