これは考察ではない、出会いを求める話である（街コン） ページ26
ルンバさんは探偵社さんの人達いい人達だと思ってるらしい。だからこそ力になりたいとか何とか(byルンバのためのコンセント)
_______________
「…そもそも、組織の目的が不明ですよね。
最早彼らの勢力は運び屋という名では括りきれない。いや、こうして会談なんかを行なって、運び屋の仕事を放棄してるならもう運び屋ですらない。
……組織の
「……運び屋は、何がしたいんだろう」
「それに……」
「それに？」
中島の続かない言葉を急かすように泉は問う。
「探偵社のの人達は、この仕事を僕達だけに任せてよかったのかなって……
僕や鏡花ちゃんも、異能力を持ってて、敵に相対するだけなら問題ないのかもしれない。けど、……相手は異能力者が僕達より多い上に、相手をするのは１つの組織だ。
……何か探偵社の人達なら、それなりの策を練ってる気がするし、それこそ国木田さんや太宰さんと一緒に戦った方がいいんじゃ……」
「…あ、すみませんルンバさん。依頼とは関係のない話ですよね」
……あぁ、なるほど彼は気づいていないか
探偵社の人間の中では鈍感の類らしい。
事前に調べたデータベースの中にはなかった情報だ、と記録を追加した後。ルンバは答えた。
「いエ、関係ノない話でハありまセん。
探偵とハ、依頼が来れば何でモこなすようナ依頼人の手足デはないですから
『己の正義を貫くために、誰かの正義を否定する者』です。この世ニ真の悪人がいなイといウ考えガあるように、彼等から見たら私達は悪人で、自分達が正義で。
機械人形でもない限り何かシらの考エはあります。
探偵社ノ方々には、何カ策ガ。
捕縛対象にハそれらしイ狙いが
名誉欲、金銭欲などの私欲による動きはわりと単調ですからネ。
そノ考えを突イて、敵の不意をつくことも可能ですシ
……マぁ、1人捕まエて遺言がわりにでも聞ければ良しかト」
「…ルンバ、こわい」
顔文字に影がさしていた。
のちに二人はそう語る
__________
「……本当に、倉庫前は人気がない」
ルンバが兎モードでなくなったことに悲しむ一人の少女、泉鏡花は物陰から倉庫を確認していた。
その隠れ方は、暗殺者のそれであり。敵からも視認できないであろう。微妙な角度につくことに成功していた。
路地裏には偵察している泉と、奥に潜む中島、シンプルルンバ。略してシンプルンバ
……そして、それに迫る何か。
「…テメェ、人虎か？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 359人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
左探偵(プロフ) - 弥殊さん» かわいい……かわいいですか。かわいくかけてたらいいなぁ(*'ω'*) (2019年7月30日 3時) (
レス) id: ffa65c1303 (このIDを非表示/違反報告)
弥殊 - なんか題名からしてすごいあれですね(語彙力)て言うかルンバがなんかかわいく見えてきましたよもう...面白いです... (2019年7月29日 23時) (レス) id: 2aedb36fc2 (このIDを非表示/違反報告)
左探偵(プロフ) - 流希さん» 追加されました作品の作者の1人左探偵です。番外編の編集をしているので、ぜひ楽しみにしていてください。 (2019年7月8日 8時) (レス) id: ffa65c1303 (このIDを非表示/違反報告)
流希(プロフ) - はじめまして、まさかのルンバ?!と思い笑いました。お気に入りに追加しました！面白いです (2019年7月8日 2時) (レス) id: aced7dc392 (このIDを非表示/違反報告)
左探偵(プロフ) - あぐりさん» ルンバです（） (2019年6月17日 8時) (レス) id: ffa65c1303 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
